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ロス到着

  • 2011-06-23 (Thu) 10:28
  • 総合

 成田空港を飛び立ち、約9時間、目指すロサンゼルス空港に到着した。飛行中大きく揺れることもなく、まずは平穏な旅立ちとなった。空港での入国審査は長蛇の列で順番がやって来るのに1時間ほどかかったが、係官とのやり取りで向こう半年間の滞在許可を得た。
 空港の外に出て、予約したホテルに連れて行ってくれるシャトルバスへ。ホテルのセールスマネージャー女史からメールで「タクシーだと60ドル、シャトルバスだと17ドル」と教えられていたので、迷うことなくシャトルバスを選択した。
 チェックインしたのはダウンタウンにあるホテル。ホテル名にヒストリックという形容詞が付いており、確かに真新しいホテルでないことは着いてすぐに分かった。税込で一泊57ドル(約4700円)。ダウンタウンといっても、近くに感じのいいカフェがあるわけではなく、あまり歩いている人も見かけない。
 初めての都市に来て、最初にするのは、自分がその町のどの辺り、どんなところにいるのか認識することだ。それで、時差もあり、飛行機の中でほとんど眠れなかったこともあり、疲労感がないわけではないが、ホテルの周囲を散策した。
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 平日火曜日の午後5時過ぎ。日本なら仕事が終わって、町が忙しくなる時だ。どうも、そんな感じではない。本当のダウンタウンは別のところにあるのだろう。歩いているうちに、ホテルやコンベンションセンターのビルが立つ一角に出た。バスケットチームのものらしきTシャツを着た人たちが多い。聞くと、今夜は地元の女子プロチームのゲームがあるのだという。バスケットはあまり興味がないが、これも何かの縁、7ドル50セント(約620円)払ってステイプルズ・センターと呼ばれる屋内競技場へ。
 いや、これがなかなか楽しかった。客席の上部は空席もあり、決して大入りというわけではないが、地元のロサンゼルス・スパークスへの熱狂的な声援が送られる。素人目にも各選手のレベルの高さが分かる。3ポイントシュートも面白いほど決まる。タイムアウトではコートの真上にあるテレビ画面でスタンドのファンが大きく映し出され、そのたびに歓声が沸き起こり、カメラに捉えられたファンは狂喜乱舞のダンスでさらに歓声がヒートアップする。バスケットだからか黒人の観客が多い印象を受けた。
 隣に陣取った中年の黒人女性はスパークスが守勢に回ると、しきりに大声で「キーパッ」と叫ぶ。タイムアウトの時に、何と叫んでいるのか尋ねると、「ディフエンス」(defense)と言っているのだと説明してくれた。「守れ!」と叫んでいるのだ。私の耳には以後も「キーパッ」としか聞こえなかったが。客席で食べたハンバーガー、チップスにコークもまずまずだった。締めて11ドル25セント(約930円)。
 (成田空港での両替では1ドル=82.89円だったので、この旅ではこれからは1ドル=83円で計算します)
 (写真は、飛び込んだ女子プロバスケットのゲーム。レベルの高いプレーを満喫した)

Comments:10

丹藤佳紀 2011-06-23 (Thu) 16:17

あたらしい門出、お祝い致します。
わたしは“アメしょん”程度しか
しりませんが、ロスでは空港が巨大だった印象があります。
これからの旅路、レポートをよろしく
お願い致します。
祝一路平安!

くろまめ 2011-06-23 (Thu) 16:20

無事到着 お疲れ様です。

アメリカ人は写真を撮られることにアレルギーがなさそうですね。

我がHPに「アメリカをさるく」をリンクしました。
くろまめの仲間達と応援しています。

ちょっと遅れましたが 
Von Voyage !

砂月 2011-06-23 (Thu) 21:09

那須さんアメリカ上陸!お祝い申し上げます^^

ちょこちょこ覗きにお邪魔します。

はるか福岡の地から応援しています!

フレーフレー!なーす!!

がんばれがんばれ!なーす!!

イェーー^^♪

むらはし 2011-06-23 (Thu) 23:04

 ブックマークしました。那須さまならではの文学的なレポートも期待したいです。
LAのダウンタウン、なんだか恐ろしげですが、安全な旅をお祈りいたします。

伊原寛子 2011-06-24 (Fri) 09:09

お気に入りにいれました。

お体に気をつけて、那須さんにしかできない旅とレポートしてください!

fyumi 2011-06-24 (Fri) 13:17

お元気そうでなにより! 

アフリカとはまた違う危険もあるのかもしれませんが、鼻は利くのよね? 鼻詰まりに注意ですね。

すてきな旅を続けてください。ここを覗くのが楽しみです! 

穴井郁夫 2011-06-24 (Fri) 15:49

那須さんが日本を離れるのを天は待っていたかのように、酷暑の日々という試練を、日本を離れることができない者たちに与えています。熊谷では39.7度ど6月としての最高気温を20年ぶりに更新するほどの「酷さ」です。ロスは14-21度だから、うらやましいです。

あえて、「ご無事で」とは言いません。せっかくの旅だから、日々、新しい「有事」に遭われて、新たな発見がいっぱいあるといいですね!

ANA

takenoです 2011-06-25 (Sat) 01:06

那須さん お久しぶりです。

第二弾 「アメリカをさるく」スタートおめでとうございます。

楽しみにしてます。

平瀬清 2011-06-25 (Sat) 19:06

那須君 いよいよアメリカをさるき始めましたね。 しょっぱなに私の好きなバスケットのなはしとは、後が楽しみです。でもこれは「名作の旅」ですよね。では一緒にアメリカをさるく気分で読み進めていきます。 気をつけて。

和おん(母・亜紀) 2011-07-01 (Fri) 09:45

那須さん(とくちゃん) 「アメリカをさるく」頑張って下さい。半年先にお会いできるのを楽しみにしています。黒霧も首を長が~~~くして待ってます。体に気をつけて さるいて下さい

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