『東京藝術大学アートリエゾンセンター』で行われた
『千住で聴く世界の音楽』
2回目は『インドの音楽』でした。
シタールは、弦楽器
タブラーは打楽器
どちらの楽器の奏法も、18・19世紀にインドの様々な域の宮廷で発達しました。
昔は、日本でいう家元制度に基づく厳しい師弟関係のもと、ごく限られた人々にその奏法は伝授されてきましたが、今日では誰もが習うことができます。
ビートルズのジョージハリスンが『ノルウェイの森』で、シタールを弾いたことでも知られています。
あの音色はシタールだったのですね。
http://www.youtube.com/watch?v=teUvq02YOuc
ジョージの師匠は、世界的なシタール奏者のラビ・シャンカールでした。
最近では、村上春樹さんの小説『ノルウェイの森』が映画化され、その中でも聴くことができます。
http://www.cinematoday.jp/page/N0025593
映画の中で、シタールの音色が冬の寒さに温かさを添えていました。
シタール奏者のサ ワン・ジョシさん。
1977年ネパール、カトマンドゥ生まれ。14歳からシタールを学び始め、北インド古典音楽の理論と演奏技術を習得。1988年ネパール全国器楽コンクール1位。2000年に来日して以来、各地でコンサート活動を行っています。海外公演も多数。2003年にソロ・アルバム“Swotantra”をリリース。2004年東京藝術大学大学院に入学し、2010年3月に音楽学博士の学位を取得。現在東京藝術大学音楽部に教育研究助手として所属。演奏活動としてインド・ネパールの古典音楽ベースにジャンルを超えた音楽活動を繰り広げています。
タブラー奏者のア ブドゥル・ラーマンさん。
バングラデシュ出身。6歳よりタブラーをロスヂン・アーメッドに師事。1988年度と1992年度の青年音楽賞をバングラデシュ国文部省より受賞。バングラデシュ国営テレビの奏者としても活躍しています。2004年に国費留学生として来日。日本国内公演が多数。現在東京藝術大学大学院音楽研究科学博士課程に在籍中です。
シタール&お話は、丸山洋司さん。
東京藝術大学で音楽学を専攻。学部時代にインドの音楽と文化に興味を持ち、以来約10年にわたって研究活動や演奏活動を続けています。2002年7月から2004年8月、さらに2006年8月から2007年7月まで、インドの首都デリーのガンダルヴァ音楽院に留学し、シタールの演奏技術と北インド古典声楽を学ぶ。また留学時に、北インドの農村に伝承されている儀礼と歌についての研究を行い、2010年3月に音楽学博士の学位を取得。現在は東京藝術大学音楽学部音楽文芸研究室の教育研究助手です。
太鼓=タンボール=タブラー
なんだか名前にも共通点が!
Posted by みややん at 14:37:51 [ イベント ]
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