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ラスベガス㊤

  • 2011-12-15 (Thu) 03:26
  • 総合

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 一度は行ってみたいと思っていたところだ。私は生来、ギャンブルが嫌いではない。子供のころは、ビー玉やメンコ遊びに熱中した。私の田舎ではビー玉は「なむれん玉」と呼んでいた。メンコ遊びは「ぱっちん」だった。なぜ、そう呼んでいたかは知らない。なむれん玉は当時はやっていた清涼飲料水の「ラムネ」の瓶の中にビー玉のようなものが入っており、おそらく「ラムネ玉」がなまって「なむれん玉」となったのだろう。
 私はぱっちんもなむれん玉も得意だった。小学生のころ、近所に住む仲良しの「てっちゃん」とあまりにぱっちん遊びに興じていたものだから、お袋に箱に入った大量のぱっちんを隠されことがある。高校生か大学生ぐらいになって、夏休みに帰省していた時、その箱がどこからか出てきて、役者や漫画のヒーローが描かれたぱっちんを懐かしく手にしたことを覚えている。なむれん玉でやる「天国と地獄」は最も得意にしていた。ゴルフはあの遊びが発展したようなものではないかと時に思ったりしている。
 前置きが長くなった。それで、旅の最後にエルパソからネバダ州のラスベガスに足を運んだ。到着したのが夜だったこともあり、ホテル兼カジノの明るいネオンを見て、不夜城に来たことを実感した。おそらくここに来るのはこれが最初で最後だろう。冥土の土産にカジノをのぞこう。この半年近く「禁欲」生活を送ってきた。最後に少しぐらい羽目を外しても罰は当たらないのでは。それに、カジノでは併設している劇場でのショーも有名だ。それも観てみたい。
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 ラスベガスでカジノが林立している通りはストリップストリート。その通りからそう遠くない、カジノに歩いて行ける距離にあるモーテルのようなホテルに宿を取った。タックスを入れても、一泊31ドル(約2500円)。これまでで泊まったホテルでは最安値だ。
 一夜明け、ストリップストリートにある著名なホテル兼カジノに行く。平日の昼間というのに、カジノのフロアは客であふれている。ホテルのフロントにはチェックインする長蛇の列ができている。いやあ、聞いてはいたが、さすがの賑わいだ。フロアを歩く人々の顔からは「世界のギャンブルの中心地」に来た高揚感がうかがえる。
 それにしても、堂々たるホテル(カジノ)の数々だ。外観も中の設備も。こういうホテルに泊まってギャンブルに精を出せる人たちが羨ましい。ベルボーイのような老年の男性に近づき、「このホテルは高いのでしょうね。一泊200ドル?いや、もっと上?」と尋ねた。「いや、そんなにしないよ。今なら、一泊49ドルで泊まれる。クリスマスが終わり、年明けには250ドルぐらいに上がるだろうけど。今はそう忙しくないから。客室の稼働率は80%ぐらい」との由。ああ、ショック!49ドルぐらいだったら、今の私にも手が出せた。
 (写真は上が、ラスベガスのストリップストリート。下が、カジノの光景。ロンドンやアフリカのカジノでは写真厳禁だったが、ラスベガスは至近距離からの撮影でなければOKのようだった。三脚を立てて記念撮影している中国人の家族もいた)

Comments:3

morikei 2011-12-15 (Thu) 21:53

お久しぶりです。いよいよアメリカの旅も終りですね。
ラスベガスは私も行きたいところです。あんまり熱くならないようにね。^0^
今年の夏、マカオに行き私はぼろ負けしましたから。

nasu 2011-12-16 (Fri) 07:06

啓さん 確かに一見の価値ありのところではありました。カジノの売上額ではマカオがラスベガスを抜いて世界一となったと報じた記事に接したような。私はマカオには行ったことがありません。きっとそこも凄いのでしょうね。

takatoshi 2011-12-16 (Fri) 18:22

長い旅も終わりに近づいたねぇ、ここに出てくる『てっちゃん』とはN旅館の哲夫君の事じゃろか?
懐かしか、
二回位しか会うたことないけんが、何となく記憶に残っちょるが・・・‼
俺は賭け事は遣らんけんが、今週宮崎かい中学の同級生が来てね、チャンスセンターで宝くじ500枚買うて帰ったよ。
俺はアメ横で20枚だけ買うた、198人の一人に成れたら、パタヤに移住すっど⁈

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