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hypocrisy(偽善、ダブルスタンダード)

  • 2020-09-22 (Tue) 11:45
  • 総合

 毎日がほぼ日曜の身には世間の連休はその日が到来して初めて気がつくということが多い。この直近の連休もそうだった。今年はコロナ禍もあり、自宅にこもることが「求められて」もいたので、何となく時間が経過していっているような気がしないでもない。流れること雲のごとしと言えば、聞こえはいいが・・・。
 このところ、好天が続いているので、例によって香椎浜をスロージョギングしようと考えていたが、全米オープンのゴルフを未明まで楽しんだり、プロ野球も見たりしていて、加えて最近ではパソコンで見ることができる AbemaTV で将棋のプロ棋士のタイトル戦などを観戦する機会が増えて、外出自体が億劫になっている。いや、これではいけないと思いつつも、やはり、低きに流れる水のごとく・・・。ますます太ってしまうではないかいな。
                 ◇
 アメリカの政界がまたぞろ騒々しくなりつつある。今度はリベラル派の連邦最高裁判事の死去に伴う後任人事が「火種」になっている。日本では最高裁であっても裁判官の人事で与野党が激しく論争する事態は想像しにくいが、米最高裁は国論を二分する論争の判決を下すことから、この国では多くの国民が大注目する案件となっている。
 今月18日に87歳で死去したのはルース・ギンズバーグ氏。読売新聞の記事をそのまま引用させてもらうと、ギンズバーグ氏はフルネームの頭文字から「RBG」の愛称で知られ、弁護士時代から女性の地位向上に尽力し、氏をあしらったマグカップやTシャツなどが販売されるなど国民に人気があった女性。トランプ大統領は哀悼の意を表したが、ギンズバーグ氏はかつてトランプ氏を「詐欺師」と呼ぶなど、大統領に批判的な判事だった。公認人事が注目を集めるのはギンズバーグ氏の死去で最高裁判事は保守派5人に対し、リベラル派は3人に減少。トランプ氏が保守派を新しく任命すれば保守派色はいよいよ濃厚になる。
 アメリカでは任期切れ間近に重要な決定を下すべきではないという認識が共有されてきた。オバマ前政権下では任期10か月前に同様の後任人事を実施しようとしたが、共和党のミッチ・マコネル上院院内総務らの強硬な反対に遭い頓挫した。今回、トランプ大統領やマコネル上院院内総務はそうした過去は無視して、大統領の任期内に後任を決定する動きを見せている。カギを握るのはマコネル氏。ニューヨークタイムズ紙の報道によると、マコネル氏は大統領の思惑よりも自分自身の利益を最優先する考え方の人物らしい。hypocrisy(偽善)と批判されることなど何でもないとか。この記事の中で次の記述が印象に残った。
 Anyone familiar with the Republican senator from Kentucky’s long political career knows he couldn’t care less about hypocrisy; like President Trump, he is immune to shame.(ケンタッキー州選出のこの上院議員の長い政治キャリアを知っている者なら誰でも、マコネル氏がダブルスタンダードを気にもしていないことが分かる。大統領同様、彼も恥知らずという批判には免疫を有しているのだ)
 興味深いのは彼は事を急いで、有権者の反発を買い、大統領選と同時に行われる上院選で苦戦し、民主党に多数派の座を追われることを最も恐れているとか。だから、後任人事の件では当面、大統領の意向をも袖にする可能性があるとか。それが本当なら面白いのだが・・。

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