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アメリカでまた惨劇!

  • 2016-06-13 (Mon) 13:25
  • 総合

 アメリカでまた銃による惨劇が起きた。フロリダ州のゲイ(同性愛者)の人々が集うナイトクラブで男が銃を乱射し、50人を殺害、50人以上を負傷させたという。この種の事件が日常茶飯事のアメリカでも、あの同時テロの9・11以来、最大の死傷者が出る惨劇となった。犯人の男はイスラム過激派組織のイスラム国(IS)への忠誠を口にしたらしいが、ISとの関わりの程度は不明で、犯行自体は単独犯のようだ。
 オバマ大統領は事件後、この犯行が “an act of terror and act of hate” と非難したが、その通りだろう。願わくは、事件が現在進行中の米大統領選で謙虚さの微塵もない人種差別主義的考えの大富豪を利することがないように!
                  ◇
 イギリスで欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票が今月23日に迫った。かの国ではこれはBrexitと呼ばれることは知っていた。私はこれを頭の中で「ブレクシット」と理解していた。数日前に読売新聞を読んでいると、関連の記事が出ていて、Brexitがキーワードとして説明されていた。その記事ではこの語に「ブレグジット」とルビを振っていた。不思議に思ってBBC放送にアクセスして調べてみると、本当だ、確かに「ブレグジット」と言っている。Britainとexitの合成語なら、「ブレクシット」の方が自然かと思ったが、どうもそうではないらしい。日本語表記だと「ブレクシット」の後ろの「シット」があまり芳しくない語を想起させるから、「ブレグジット」の方がいいかもしれない。
 その国民投票の行方は混沌としているようだ。一般庶民の間では移民の流入、失業率の増加などから、EUに対する不信感が根強く、離脱を求める空気が強まっているとか。経済界はEU離脱がイギリスの経済に重大な悪影響をもたらすと懸念しており、この懸念はEU諸国だけでなく日本など国際社会でも共有されている。私は土壇場ではEU残留派が多数を占めると思っているが、どうもそうは楽観視できなそうだ。果たして結果は・・・。
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 中国語の母音の発音に手こずっている。最初は簡単だと思ったが、CDを何度も聞いていて、そんなに簡単ではないことに気づいた。単母音の数は6つ。カタカナで書くと、「アー」「オー」「ウー」「イー」「ウー」「ユィ」の6つ。「ウー」が2つあるのだが、この区別が難儀だ。どちらも日本語の「ウー」とは微妙に異なる。最後の「ユィ」は初めて耳にし、口にする音だ。韓国語の単母音は7つ。「ウ」と「オ」の発音が2通りあって少し厄介だが、まあ何とかなっているかと思う。
 中国語は母音の複雑さに加え、声調(tone)がある。これは実に難解だ。実は私は大学1年生の時に中国語の講座に1回だけ出席したことがある。この時、先生が声調の説明をした。私はこんな複雑な言語はとてもマスターできないと思った。第2外国語でドイツ語を履修し始めていたこともあり、それ以降の出席を断念した。もし、あの時、あきらめずに学び続けていたら、と思わないでもない。日常会話ぐらいは軽くこなす力はついていたのではと。致し方ない。時計の針を逆戻しにはできない。何度も書くが、Better be late than never(遅れても何もしないよりはまし)との思いで自分に鞭打つしかない。

Comments:2

oboista 2019-02-24 (Sun) 11:02

いや、私も字で見てブレクシットと思い、日本語で濁音になってるので驚いてそれまでもよく点けていたBBCに回してちゃんと聴いてみましたが、私の耳には静音に聴こえますヨ。因みに2001〜2011年の10年間イギリスで修士からポスドクまでやった者です。

那須 2019-02-26 (Tue) 12:31

オボイスタさん 確かに清音で発音している
ケースもあるようですね。濁音のケースもある。ややこしいですね。

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