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ビール腹(beer belly)

  • 2021-06-09 (Wed) 22:07
  • 総合

 暑くなった。普段着も下はズボンから短パンに替えた。短パンが癖になると、ズボンを履く気がしなくなる。とある学校へ英語を教えに行く際にも短パン姿だ。涼しくていい。
 それはいいのだが、最近ふと気づいた。香椎浜でのジョギングや散歩の頻度がめっきり減った。腹筋運動もさぼっている。情けない。お腹周りもだらしない。これではいけない。水曜日、久しぶりに香椎浜に足を運び、ゆっくり走ったが、暑いこともあり、一周だけ走り、残り一周は歩くに留めた。この日朝、NHKラジオの中国語講座を聴いていたら、「最近太った」という文章が出てきていた。脳内機能まで鈍っているので、「太っている」の「胖」(pàng)の拼音(発音)の上がり下がりがどっちだったかすっかり忘れていた。
 これまでは週末だけの飲酒にしていたが、学校で英語を教えた日には特別、焼酎を少しやるようになった。郷里の言葉では「だりやめ」と呼ぶ。せめてもの「禁」はビールにだけは絶対に手をださないこと。ビールを最後に飲んだのは昨年の正月に関西で旧知の人たちと再会した折りの歓談の場。以来、ビールで喉を潤したことはない。本当は大好きなのだが。何か一つぐらいは「禁」を課し続けたい。それでなくとも先述の通りのお腹周りだ。「ビール腹」(beer belly)をますます顕著にしたくはない。「ビール腹」は中国語でも文字通り「啤酒肚」(píjiǔdù)ということは承知している。
                  ◇
20210609-1623244010.jpg 大リーグ。大谷翔平君が水曜朝(現地火曜夜)のホーム球場でのゲームで、目の覚めるような第17号の大ホームランを放った。テレビで見ていたが、プロ野球ではあまりお目にかかれないような一撃だった。向こうのアナウンサー、解説者も興奮気味に「サヨナラ!」とか何とか口にしていた。福岡ではソフトバンクホークスの選手がホームランテラスと呼ばれる外野席に辛うじて届くような打球でホームランを打ったと大喜びしているが、翔平君の一撃とは比べようもない。
 大リーグのホームページでもトップニュースで翔平君のホームランを紹介していた。Absolutely Crushed(完璧に粉砕)という見出しで、次のような文章が続いていた。
 Shohei Ohtani demolished a baseball for a career-long, 470-foot home run. That's not a typo. 大谷が彼自身最長距離の470フィート(約143㍍)のホームランを放ったことを説明しているのだが、数字があまりにでかいので、typo(タイプミス、誤植)ではありませんよと断っている!のがご愛敬だ。
 もう一言。「古巣」の紙面だからとやかく言いたくはないのだが、読売新聞の運動面に火曜日の巨人対オリックス戦を振り返った記事が載っていた。2対0でリードしていた巨人が終盤に逆転され、最終回に何とか追いつき引き分けに終わったゲーム。普通に考えれば、巨人が勝たねばならない試合だろう。しかも9人の投手をつぎ込んでいた。コロナ禍で9回終了と決まっているとはいえ、何とも凄まじい投手リレーだ。
 上記の記事では原監督の談話が載っていた。「いい引き分けが多いよね。悔しいのはあまりない」と。私は椅子から転げ落ちそうになった。優勝を何度も手にしている彼を優れた監督と形容することに異論はないが、果たして「名将」とまで呼べるかどうか。

Comments:1

板東美貴子 2021-06-11 (Fri) 13:10

那須さん、徳島の板東です。
お元気そうでなりよりです。(実はコロナ感染か?と案じておりました。)
また、メールをご覧ください。

お時間がありましたら、9月8日(水)のMagazine Review でプレゼンお願いいたします。コロナと合わせて、熱中症にもお気を付けください。

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