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Who's won after all?  その4

  • 2020-11-13 (Fri) 10:33
  • 総合

 米大統領選はまだ決着していない。トランプ大統領にはどう見ても勝ち目はないように思えるのだが、彼は何を考えているのだろうか。自らが招いている泥沼状態に執着すればするほど晩節を汚すことになるのだが、彼の脳内は私のような愚禿凡夫には及びもつかない。
 金曜日朝、CNNテレビを見ていると、これまでトランプ大統領を一貫して支持してきた共和党の上院議員からも大統領に距離を置く発言が報じられている。大統領一家内でも「徹底抗戦」と「停戦・降伏」で結束に乱れが生じているようだ。詰まるところ、投開票作業に重大な不正がなかったことは明らかで、バイデン氏の当選は否定しようがないとの認識が深まっているのだろう。後は大統領が「裸」であることをいつ自覚するようになるかということか。大統領の苦境には同情の念は微塵もわかないが。
 米大統領選の決着も気になるが、新型コロナウイルスがこのところまた一段と猛威を振るいつつあるのも心配だ。心配とはいえ、どうしようもない。個人的には自分が感染の可能性がある場所にできうる限り近づかないのが最善の手だろうが、世の中から感染リスクが大幅に減少しないことには心が安まらない。この冬はずっと厳しい状況が続くのだろうか。そして新春が来ても・・・。
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 日英中3か国語の学習読本を読んでいてまた改めて思うところがあったので、ここで再度記しておきたい。「私は小さな丘と池のあるこの庭の景色が大好きです」という文章。英語では “I love the landscape of this garden with its little hill and pond.” と記載されていた。中国語では「我喜欢有小山和池塘的这个花园的景色」となっている。私が注目するのは語順だ。日本語では「大好きです」という動詞が文末にあり、中国語では「喜欢」という動詞が英語と同じように主語の直後に出てくる大きな違いがある。だが、「この庭の景色」を形容(修飾)している「小さな丘と池のある」というくだりは日本語と中国語は全く同じだ。英語ではそうはいかない。with という前置詞を置いた上で具体的な形容が続いている。
 日本人が中国語を話す時には主語と動詞をまず口にして、それから具体的な記述を(場合によっては延々と)続ければ良いのではないか。それが今私が中国語に関して考えていることだ。「つなぎの語」は「的」だ。「我的名字」(私の名前)の「的」だ。
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 冬が来て、また右手の甲や指の肌荒れが酷くなり、時にとても痛い。台所で洗い物をするようになったからだと思っている。炊事用のゴム手袋をしているが、それでも肌荒れを防げないようだ。皮膚科の医院に足を運び、塗り薬を頂く。薬を塗れば一安心。でも油断をすると、また「再発」するから悩ましい。
 料理の才のない身だが、クックパッドなどを参考に菜を作る。特段の不満はない。それでも時々、以前にのぞいたことのある食堂を思い出し、たまには出かけたくなる。数日前そうした食堂に行き、鶏の唐揚げ定食(580円)を食べた。期待通り旨かった。店主はコロナ禍で客足が遠のき大変ですわと語っていた。そう言えば、中に入ったことはないが、先日、散歩時にその前を通る小料理屋さんが閉店しているのに気づいた。おそらくコロナ禍の影響だろう。

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