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喫茶巡礼 喫茶巡礼の旅4 by ワクロー3


2003-12-16

紅茶な日々

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 珈琲は、飲めないことはないけど、あまり飲まない。苦いし。豆が焦げたものを飲んだら身体に悪そうだし。もっぱらお茶なのである。

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 最近は中国茶もブームになっているので、店の選択肢が増えてうれしい。

 天神のお茶どころのひとつが、エルガーラ五階にあるレピシエです。レピシエは、紅茶の種類が豊富なことと、内装や、店員さんの清楚な制服姿などが、好きで、よくいっています。

レピシエ エルガーラ天神店

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 いつもお茶をどれにするか、迷いますが、最近は、中国茶専門店だできたおかげで、中国台湾のお茶は、そうした店にいったときに任せて、ここでは安心して紅茶を注文します。

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 俺はケーキを食べたいので、ケーキセットにしました。男がケーキセット頼み、女性が紅茶のみ。という状況は、あり得ない状況と認識されているのか、大半の店が、わざわざ注文したにも関わらず、女性にケーキセット。俺には紅茶のみ。と配置してしまうのはなぜなんだろう。

マロン栗尽くし

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 秋は、マロンですよね。先日、その言葉にだまされて、大名のハーゲンダッツで、マロンの新作アイスを食べたら、中に、白玉、あずき、羊羹、ワラビもちが入っていて一瞬喜んだけど、食べた感想は

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 あああーアイスクリームが食べたいいいい。でした。アイスクリーム食べてるのにこんな感想を言わせちゃだめだろ。ハーゲンダッツ反省しろ。

 その点、レピシエのマロンなんとかは、アイスにチョコまであって、ゴージャスな感じです。


2003-12-14 クリスマスの日々

電飾ツリーの前

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 明らかにクリスマスを意識した電飾が街に増えたのはいつごろだったろう。

 街頭だけでなく、公共施設の建物や、個人の自宅まで、この季節になると電飾のツリーがあらわれたりする。

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 仏教の国の電飾ツリーは、過剰なまでに輝いている。建国記念日でもないし、仏様が悟りを開いた日でもない。全国民の1%にすぎないキリスト教徒とともに、仏教徒のわれわれはクリスマスを祝う。

高級外国車

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 ぶつぶつ独り言を言っていたら、車に乗ったところを撮影してください。

 そう、言われてあわてて、デジカメを手にした。

 ぶつぶつつぶやく癖は、独り言なのであって、たいていは、無視されるのだが、聞いていないようで、よく聞いていることもあるらしい。

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 そんなね、仏教とかキリスト教とか思っている人は、いませんよ。商業主義のクリスマスなんだから、いちいち信仰がどうのこうのと、ひとりごとを言っていたら、今年もひとりっきりで過ごすことになるよ。

 高級外車の運転席から、笑顔を向けられてあせった。

世の中サンタだらけ

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 そうして、この時期になると、赤い帽子をかぶった、サンタファッションの人がやたらに多いのもいやになる。

 誰も明るいのもいやになる。

 また、ぶつぶつ言って、いやになるのは、こっちよ。いいから、写真をとりましょう。

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 ぶつぶつとは、佛佛に通じるものなり、ありがたや。わけがわからない言葉の落ちを、自分でつけて、デジカメの無音シャッターを押すのであった。

 でも、シャッターではなくて、デジカメの場合は、現実の風景を切り取るのではなくて、複写か転写するのだろうから、シャッターではなくて、メモリーなのかな。

 またどうでもいいことを考えて仏佛言いました。


2003-08-07 夜の中に消えた喫茶店の記憶

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 ところで、思い出したんだろうか。喫茶店がどこだったか。

 夕食の席で、ポインセチアを手にして夜を招いたのはよいけれど、一番最初の目的が遂げられたのか。そう問われると困るばかりだ。

 『けっきょく、どこにあるのか思い出せなかったんだね』title1

 そうだ。思い出せなかった。きょうのルートのどこかにあったような気がするのだが、気がするのだが、ということほど曖昧なものはない。

 『まあ、見つからなかったら、思い出すまで時間をかければいいのよ』

 鳥のコンフィを二人分だべたせいもあるのだろう。彼女はいつにもまして饒舌だった。

酔いを醒ましているうちに

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 食事の間にワインも飲んでいるから、少し酔いもさまさなくてはならない。

 古いベンチに腰掛けていると、せっかく闇にしてしまった空が、彼方から少し妙な色で、輝いて来るのがみえた。

 いけない。早くここを立ち去らないと。朝にのみこまれてしまうかもしれない。急に心配になった。

 このレストランがあるチャイナ・オン・ザ・パークは、皇室、宮家の器を納めている陶磁器を作っている会社が運営する、ギャラリー兼売店みたいなものか。

 敷地は工場の一部を利用して改装したもので、簡素なのだが、ちょうどヨーロッパでよくやるような、古い建物を現代風にアレンジしてショップにしてしまったような、清潔な風景になっている。

 冬とか空気が冷たくなってきたころに、この場所に立つのは好きだ。

 今でも工場からは磁器が焼かれている。敷地に隣接している工場の一部も見学できる。


2003-07-30 白夜のように日没が遅い

title0 急速に日没が迫っているはずなのに、実際は、午後7時を回っても日は地平線のどこかをうろうろしているように、夜がこなかった。

 『ごはんでも食べていたら、そのうちに日がしずむよ』

 そうだといいけど。

 日没が遅いと不安になるものだ。実際、食が進む彼女とは対照的に、僕はちっとも食欲が出ず。うちわ海老のなんとかかんとか。とか。鳥のコンフィとかを残してしまった。

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 『食べないならもらうよ』

 ああ、家に帰ってしばらくしたら、僕はお腹がすいで、ああ、どうしてあのときに食べなかったんだろうと後悔するんだろうな。そう思って、よけいにがっかりした。

 食事が終わりに近付き、デザートが出ることになっても、窓の外は明るいままだった。

 冬なのに、どうしたことだろう。昨日までは、普通の日だったのに。

 『きのうまでが普通ぢゃなかったんだよ』

 きょうが普通とでも。とてもそうは思えなかった。

ポインセチアで夜を招く

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 このまま夜が訪れなかったら、いったいどういうことになるのだろう。

 不安だよ。夜がこないと。

 僕は、独り言のようにつぶやいたが、彼女は笑顔のままだった。 『どうしても、というなら、ポインチアを持つといいのよ』

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 ポインセチア。それは何? 『赤い花みたいな植物で、このテーブルの上においてあるこれだよ』

 さきからずっと、目の前にあったのに、気がつかなかった。ほんとうに夜がくるんだろうか。

 『こうして手にすると。夜がやってくる』

 実際に外が暗くなったような気がした。 気がしただけではない。試しに外に出てみると、夜が来ていた。

 ポインセチアという花のせいなのか。

 『花ではなくて、葉だよ』 ハナデハナクテ ハ ナノカ

 頭の中でカタカナで、答えた。自問したといっていい。 きょうの旅の目的を忘れそうになっていた。

 このレストランは、深川製磁が運営しているチャイナ・オン・ザ・パークの中にある。「究林登」という名前だ。

 焼物工場を見ながら、料理を食べるのだが、クリスマスシーズンは、けっこう穴場かも、周囲は闇に沈む季節に、幻想的な店内はゆったりとしていて、料理も楽しめるし。

 福岡から1時間半ほどドライブをして、辿り着いた場所がここだった。


2003-07-15 思い出の町に辿り着いた

title1 日没が迫っていた。思い出の町にたどりつくのは、いったいいつになるのだろうか。 日が暮れてしまうと、周囲の風景はまったく見えなくなる。 思い出の景色は、昼間だったから、夜ではぜんぜん再現できなくなるのだ。車を降りて、ここではないかと、思う店をたずねる。

 『こんな青いつぼに見覚えがないの?』 『ないねえ』  青い壷の前で、しばらく佇んでみるが、何も思い当たるふうはない。やっぱりここではないのか。壷には覚えがある。それなら話の糸口くらいは、ほどけてきそうなのものだが、さっぱり何も思い出さないところを見ると、壷があるこの場所ではなさそうだった。

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 日没が急速に迫っていた。

 『こんなところに、お店があるよ』 喫茶店では、なさそうだった。なさそうだったが、こういう風に偶然に扉を開けた記憶はある。ここかも知れないとか思えなかったが、喫茶店かもしれないし、店にはいってみることにする。

 それにお腹がすいていた。夕方を過ぎて、夜になろうかという時刻なので、お腹がすくのは当然のことだった。



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2003-12-16

1. 紅茶な日々
2. レピシエ エルガーラ天神店
3. マロン栗尽くし

2003-12-14
クリスマスの日々

1. 電飾ツリーの前
2. 高級外国車
3. 世の中サンタだらけ

2003-08-07
夜の中に消えた喫茶店の記憶

2. 酔いを醒ましているうちに

2003-07-30
白夜のように日没が遅い

2. ポインセチアで夜を招く

2003-07-15
思い出の町に辿り着いた

2003-06-28
陶磁器のある風景をたずねて

1. 佐賀県伊万里市のCafe響
2. 夕暮れの街を後に
3. 目的地はどこなんだ

2003-05-02
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