文学三昧の日々

気まぐれ九州文学館

「気まぐれ九州文学館」
椎窓 猛

A5判変形、並製、560ページ
定価:本体2,500円+税
ISBN978-4-86385-291-4 C0095

教職のかたわら「文学」に思いを馳せつづけた
文学三昧の日々をつづったエッセイ集。

作家、詩人との交流は数限りない。それらの人々が「九州」を主題に描いた詩や歌、句、そして小説、エッセイ……感銘を受けた文学作品のかずかずの回顧録をと「九州文学」に毎号収録。〝天窓舎〟と称する山麓の山舎に座って書いたものが一冊の本にまとまった。

2018年1月上旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

椎窓 猛(しいまど・たけし)
昭和4年(1929)年9月28日生まれ。
父均の小学校教師勤務の都合、矢部、日出小へ転校後、昭和17年県立八女中学へ。そのあと福岡第一師範本科卒業、小学校教師として勤務転々、この間、県教育センター歌はじめ福岡県下、幼稚園、小、中、高校あわせて15校の校歌も作詞。詩、童話、小説などの創作活動も――。矢部村教育長時代、“ふるさと創生”の一部を基に「世界子ども愛樹祭コンクール」を創始、26回を重ねるが、現在、特別相談役を務める。日本文藝家協会会員。福岡県詩人会会員。「九州文学」同人。

目次

【気まぐれ九州文学館】
「村」からの文学誌   
「単独旅行者」から   
肥後・もっこす風の文芸について   
追悼 伝記作家・小島直記先生をめぐるこもごも   
南方山郷文学志向時代   
れくいえむ的南下疾走記   
『青狐の賦』をめぐりながら   
ゆきゆきて旅の想いも萩の原   
氷心玉壺に作品あり   
花散れど書き遺すことあれやこれ   
月日は流れ、思いは残る   
みちのく秋の旅手帖   
古雑誌が映しだす幾歳月   
津波にも消えない紙碑のことなど   
〝わが後に添ふ落葉〟の風情は   
秋の夜のかたりぐさにも   
切株に春の日ざしを   
桜咲き散り春愁の風わびし   
十薬の花消え去れども   
法師蟬も鳴きやめて、筑後山路に秋は澄む   
さぶい早春の空なれど   
山ざくら花咲く日も過ぎて   
夕焼けは晩夏の気配、絹漉しの雲   
秋立つ琉球・貘詩人の里へ   
佐用姫の領布振る山に至るまで   
桜花満開なれど、花、人ともに散り急ぐ   
台風それて短夜ながら蜩の声も聴く夕べかな   
更けゆく秋のつれづれに   
初春に想いを書きとめしことのあれこれ   
さくら花散る風のなかに想いうかぶ島尾ご夫妻
「多佳子幻影」の作家安田満氏の件   

【傘寿禄録夜話】
傘寿禄録夜話   
【天窓舎〝走馬灯〟 季録】
天窓舎〝走馬灯〟季録   
移りゆく桜花散華の日々   
流れゆく長門峡の水音から   
紅の華文と散りゆく初秋の移ろい   
蛍雪の日々回想の譜   

あとがき

関連書籍

「青嵐点描」
「奥八女山峡物語」