夭折歌人の第二歌集

てんとろり

加藤治郎選
「てんとろり 笹井宏之第二歌集」
笹井宏之

A5判変形、並製、160ページ 
定価:本体1,300円+税
ISBN978-4-86385-047-7 C0092
454首収録(2006年5月~2009年5月)
2刷

2009年1月、26歳の若さでこの世を去った佐賀の天才歌人、笹井宏之。やさしさと切ないほどの透明さを兼ね備えた作品は短歌というジャンルを越え、今もなおファンを増やし続けています。第二歌集の刊行に合わせて、オンデマンド出版だった第一歌集も書店販売用に同時刊行しました。現代短歌史に名を残す笹井宏之の全歌業が見渡せる2冊です。

2011年1月下旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

笹井宏之(ささい・ひろゆき)略歴
一九八二年八月一日、佐賀県西松浦郡有田町泉山に生まれる。
二〇〇四年、短歌を作りはじめる。
二〇〇五年十月、連作「数えてゆけば会えます」で第四回歌葉新人賞を受賞。
二〇〇七年一月、未来短歌会に入会。加藤治郎に師事。同年度、未来賞受賞。
二〇〇八年一月二十五日、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。
二〇〇九年一月二十四日、自宅にて永眠。
二〇一一年一月二十四日、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO 出版)、第一歌集『ひとさらい』、第二歌集『てんとろり』(ともに書肆侃侃房)、刊行。

ブログ「些細」 http://sasai.blog27.fc2.com/

帯表

風。そしてあなたがねむる数万の夜へ
わたしはシーツをかける

第一歌集『ひとさらい』に続く第二歌集。
彗星のように現代短歌を駆け抜けた
笹井宏之の全歌業。

光のように。風のように。
愛する人からの手紙のように。
透明な哀しみがあなたを包む。

掲載など

・笹井宏之さんの歌が明治図書出版発行『よくわかる国語の学習2』に掲載されました。

故筒井宏之さんの歌が国語副読本に掲載
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2243965.article.html

◎佐賀新聞で10回連載が
佐賀新聞で、「筒井宏之さんの世界 今再び注目を集める夭折の歌人」と題して、笹井宏之さんの命日にあたる2012年1月24日より全10回にわたる連載も始まりました。笹井宏之さんが、本名の筒井宏之の名で、佐賀新聞に投稿していた全ての歌が掲載されました。
角川 短歌 2月号1月25日発売で「夭折歌人の生き様~中城ふみ子から笹井宏之まで」と題して特集が組まれました。
読売新聞 2011/11/29(火)夕刊で加藤さんの講演会の記事が掲載されました。
笹井さんの作品講演「早世歌人の才能惜しむ」名古屋の恩師
NHK-FM 2011/12/3(土)に笹井宏之さんの短歌をモチーフにしたラジオドラマがありました。12/17(土)には再放送も。
『些細なうた』佐賀局制作
ドラマ内で出てきた笹井宏之さんの短歌の一覧がアップされています。
http://www.nhk.or.jp/saga-blog/100/103445.html

西日本新聞 2011/11/18(金)朝刊で加藤さんの講演会の記事が掲載されました。
故笹井宏之さんの作品「生き生きと目の前にある」
あらためて高い評価 歌人 加藤治郎さん講演

2011/11/12(土)に加藤治郎さんの講演会がありました。
BOOKUOKA×書肆侃侃房
加藤治郎講演会「彗星のように現代短歌を駆け抜けた笹井宏之の世界」

タウン情報さが 207号2011.6の「佐賀の人」で紹介されました。
熊日新聞 2011/6/12朝刊の「西槇偉が読む」で紹介されました。
図書新聞 3017号(2011/6/11)の書評コーナーに掲載されました。評者は東直子さんです。
歌壇 2011.5月号で紹介されました。評者は森本平さんです。
朝日新聞 2011/4/18朝刊の「朝日歌壇」で紹介されました。
 うたをよむ「生に差す光」加藤治郎
朝日新聞 2011/4/10朝刊の書評欄で紹介されました。
 孤独がうつくしく結晶化した短歌 評者:穂村弘(歌人)
 ブック・アサヒ・コム書評
ダ・ヴィンチ 205号2011.5の「この本にひとめ惚れ」で紹介されました。
毎日新聞 2011/3/28朝刊の「ことばの森から 詩歌編<1~3月>で紹介されました。
図書新聞 3006号(2011/3/19)の「極楽トンボの眼」で『てんとろり』『ひとさらい』が紹介されました。評者は小嵐九八郎さんです。
衰弱、腐敗、堕落と無縁の必死な歌集――笹井宏之歌集『ひとさらい』、『てんとろり』
週刊読書人 2881号(2011/3/18)の新刊コーナーに掲載されました。
読売新聞 2011/3/8夕刊で笹井宏之さんのことが取り上げられました。
「病の床から紡いだ詩情」26歳で死去 歌人・笹井宏之さん
たのやく 3月号のプレゼントページで紹介されました。
すばる 4月号のプレイヤード・本の書評欄で『てんとろり』が取り上げられました。評者は石川美南さんです。
朝日新聞 2011/2/22朝刊のカルチャーWESTのコーナーで「評・短歌 笹井宏之作品」が紹介されました。評者は、「南の会」編集人・伊藤一彦さんです。
日本経済新聞 2011/2/20朝刊の読書欄で笹井宏之さんのことが取り上げられました。
毎日新聞 2011/2/19西日本版朝刊の「おくすり短歌」のコーナーで『てんとろり』が紹介されました。
毎日新聞 2011/2/13朝刊の「毎日歌壇」の新刊コーナーで『てんとろり』が紹介されました。
新文化 2011年2月10日号の地方・小通信で『てんとろり』『ひとさらい』が紹介されました。
東京新聞 2011/2/7夕刊の「大波小波」で『ひとさらい』と『てんとろり』が取り上げられました。
西日本新聞 2011/2/7朝刊の文化欄で、笹井宏之さんのことが大きく取り上げられました。
 「宝石のような歌 読み継がれる」
佐賀新聞 2011/2/7朝刊の「有明抄」でも、「笹井宏之さん」というタイトルで紹介されています。
朝日新聞 2011/1/24朝刊の「朝日歌壇」で、『てんとろり』が紹介されました。
 「切ないほどに透明 笹井宏之の遺歌集」
追悼朗読会 2011/1/22に有田ポーセリンパークで、追悼朗読会が行われました。
NHK短歌 20111/16放送の回で、笹井さんの短歌が紹介されました。
佐賀新聞 20111/9朝刊に笹井宏之さんの記事が掲載されました。
「夭折の歌人笹井宏之さん 三回忌合わせ作品集相次ぐ」

もくじ

序 筒井 孝司


飛ぶもの
水性ファイル
しずく
鰯雲
かたととん
成層圏
きんいろのきりん
くつみがき
仮面売り


ゆらぎ
やさしく、はぐれる
国境のどうぶつたち
昏睡動物
さんさろ
どんぞこ
いれもの
てんとろり
ななしがはら遊民


翡翠少年
めぐすり
公務
星の雨
世界がやさしくあるためのメモ
画鋲
さようなら

冬のよろこび

あとがき 加藤 治郎
制作ノート 中島 裕介
初出一覧

関連書籍

「ひとさらい 笹井宏之第一歌集」