第39回福岡県詩人賞受賞!!
「詩集 博多湾に霧の出る日は、」
田島安江
A5判変形、並製、112ページ
定価2,000円(本体1,905円+税)
ISBN4-9980675-9-1
著者プロフィール
1945年大分県生まれ。
所属詩誌 「侃侃」
既刊詩集 『金ビカの鍋で雲を煮る』(花神社・1985年)
『水の家』(書肆侃侃房・1992年)
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塩味にはいつも狂気の味がする
博多の街の空気にも
わたしのなかにも
ほんのりとした
潮の香りが含まれている
そしてなぜか
博多湾に霧が出ると
わたしには
人より多めの塩分が含まれてしまうと
男は言う
ピリッとした塩味が効いている
と言えば聞こえはいいが
実は
凶器を隠しもっているのではないか
と疑っているらしい
「博多湾に霧が出る日は」より
