テレニン晃子さんが亡くなり、26日通夜、27日告別式と次々に行事が進んでいきました。12月18日に緊急入院してからはつらい治療の日々。2月6日の誕生日以降、急激に病状は悪化していきました。亡くなる3日前からは意識もなくなり、24日朝には、ほとんど脳死状態と告げられたそうです。最後までもう一度家に帰りたい、といっていた晃子さんですが、それはかないませんでした。

通夜、葬儀では、黙然と座すテレニン・レオニドさんと、にこやかに笑う2歳のユリアちゃんの姿が印象的でした。

葬儀にてゆりあちゃんとレオニドさん

ユリアちゃんが本を読めるようになる日を待てなかった晃子さん。
少しでも多くの人に本『ゆりちかへ ママからの伝言』を読んでもらいたい。そして、できたら大きくなったユリアちゃんに手紙を書いてほしい。そんな晃子さんの願いがかないますように。

ひとつだけ、本に関するエピソードを。
「晃子さん、手紙やビデオメッセージとかではなく、なぜ本の形式にこだわったの?」
「うーん。だってかっこいいじゃないですか。本を出してからもみんなに、すごいねえ、かっこいいねえって言われましたよ」
本好きだった晃子さんらしい、ちょっとユニークな答えでした。

text by 田島