もっと生きたかった
「歌集 夢ならば」
中嶋輝洋子
四六判変形、並製、164ページ
定価2,100円(本体2,000円+税)
ISBN4-902108-37-2 C0092
著者プロフィール
中嶋輝洋子(なかしま・かよこ)
福岡県浮羽郡浮羽町に生まれる。昭和女子高看護科検査コース卒業。順天堂大学付属病院勤務。筋ジストロフィー発病。北里大学臨床検査技師科卒業。順天堂大学付属病院退職。国立筑後病院入院、筋ジストロフィー病棟(自力歩行困難、電動車椅子利用開始)。ボランティア連合(くすのき会)所属。アマチュア無線技師免許取得。英検三級取得。
握力低下のため自力筆記断念
平成3.5 短歌始める 7.9 短歌結社「やまなみ」入会
8.9 パソコン購入 9.9 インターネット開始
10.7 シニアネット久留米入会、ホームページ開設
現在 *毎月一度、筑後市内の視覚障害者に朗読テープ 作成(さえずり)
*自立生活センター筑後所属、NPO法人理事
*サルク有料移送(リフトカー)派遣センター 所属
※平成18年9月30日に乳がんにて死去するまでの内容です。
帯文
筋ジストロフィーの発病、
乳がん、そして死の恐怖
家族を愛し、友を愛し、
ただひたすら紡ぎつづけた
中島輝洋子 魂の歌
「いま、生きん」につづく
渾身の第二歌集発刊!
もくじ
季節のうつろいのなかで
春
夏
秋
冬
筋ジス病棟にて
夫との思い出、淡い恋
家族とともに
夢ならば
懐かしき故郷、友との思い出
それでも生きん
「初めまして、─そして、さようなら」
本文より
妖しさはうすくれなゐの桜ばな風にとかれて魔性にかへる
「初めまして、――そして、さようなら」より
毎年、筋ジス病棟の文化祭をメドに冊子歌集を出版してきた。今年一冊、来年一冊、…の漠然とした自分の中の決まりごとがあり、いつしか自分の趣味が読者を増やし毎年期待されるようになり嬉しい限りである。
だが突然のコールドゲームの為の豪速球が放たれた、その正体は乳癌。それも発見したときは第四ステージの末期という、既にリンパ節や骨などへも転移していて絶体絶命。私はまだ、五二歳やりたい事だって多分にある、なのに悔しいよ。何故?私なのか。・・・・愛読してくださったファンの皆様や初めてお目にかかる人にも「さよならのメッセージ」として伝えられたらと思う次第である。第一歌集から第十一歌集までの約十五年間、本当にありがとうございました。
