傷つかない人間なんていると思うなよ

あなたとわたしのドキュメンタリー

「あなたとわたしのドキュメンタリー」死ぬな、終わらせるな、死ぬな
成宮アイコ

四六、並製、192ページ
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86385-277-8 C0095

どうか、自分の気持ちをかき消さないでいてほしい。言葉にできないときは、かわりにわたしが叫んでおくから、あなたの存在をなかったことにしないでほしい。できるだけ絶対に、死なないでほしいのだ。いつか、『その気持ち分かるわ』って笑い合いたい。笑ったときに脱力するようなあの気持ちを一緒に味わいたい――
全国で朗読ライブを続ける詩人・成宮アイコが叫ぶ言葉は、普遍的に「生きづらさ」を抱える多くの現代人の共感を呼んでいる。その全力のメッセージをつづったドキュメントエッセイ。

巻末に作家・活動家の雨宮処凛との対談を収録。

2017年9月下旬全国書店にて発売。

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帯文より

生きるのが辛いのは、生きたいからだ。
言葉を憎むのは、言葉を愛したいからだ。
成宮アイコは、生を、言葉を、愛し憎む。
       ――松永天馬(アーバンギャルド)

アイコさん。生きててくれてありがとう。
言葉を吐き出してくれてありがとう。
私だけじゃない。この本を読んだ誰もがそう思うはず。
       ――香山リカ(精神科医)

著者プロフィール

成宮アイコ(なるみや・あいこ)
機能不全家庭で育ち、不登校・リストカット・社会不安障害を経験した朗読詩人。赤い紙に書いた生きづらさと人間賛歌をテーマにした詩や短歌を読み捨てていくスタイルのライブは、ポエトリーリーディングならぬスクリーミングと呼ばれている。フジテレビ「スーパーニュース」、NHK「福祉ネットワーク」や「朝日新聞」「東京新聞」「神奈川新聞」などで紹介され新潟・東京・大阪を拠点に全国で興行。県主催のシンポジウム、地下ライブハウス、サブカルチャー系トークイベントなど多ジャンルに出演。鬱期により人生に数年間の空白があるため「今は余生だから普通の人の3倍出会う!」を信条にしている。赤裸々な言動でYouTubeやAmebaからコンテンツを消されたことがあるので絶対に黙らないでいよ うと心に決めている。
http://aico-narumiya.info/

目次

はじめに

わたしのドキュメンタリー
 朗読詩  最後の光
イトーヨーカドーのベンチ
命の重み
 朗読詩 再会の歌 
簡単な約束をしよう
ハードルは低く
 朗読詩 あなたのハードルを全力でぶっ倒したい
血縁だからできないこと、他人だからできること
お誕生日おめでとう
あなたの言葉を叫びます
 朗読詩 あなたのドキュメンタリー
 朗読詩 その足元にまでも
SAD(社会不安障害)のわたしが人前に立つこと
一緒に不幸でいるよりも寄り添いあおう
孤独は味方
世界は水面
 朗読詩 傷つかない人間なんていると思うなよ
どうにもならない日
バトンリレー
選択肢は多いほうがいいしサンプルのひとつになりたい
簡単に愚痴ろう
個性的であれ論理
セーフティネットの底辺になりたい
 朗読詩 ヘッドライン
釜ヶ崎
みんな人間
天使ではない
 朗読詩 前例を捨てよ、街へ出よう

対談 雨宮処凛×成宮アイコ

あとがき