第二歌集

転生の繭

ユニヴェール2
「転生の繭」
本多忠義

A5変形、並製、184ページ 
定価:本体2,200円+税
ISBN 978-4-86385-261-7 C0092

装画 寺澤 智恵子
装幀 宮島 亜紀

空のパズルを解くように
やわらかく
ふくらみながら
はずむように
歌がうまれる。

2017年5月上旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

本多忠義(ほんだ・ただよし)
1974年、仙台市生まれ。
山形大学教育学部卒業。
歌人集団「かばん」会員。第17回、26回短歌現代新人賞佳作、菅公千百年短歌祭兵庫県知事賞。
著書に、歌集『禁忌色』、『パパはこんなきもち。~こそだてたんか~』、詩集『空凜』、『璃瑠』、共著に『新世紀青春歌人アンソロジー 太陽の舟』がある。

ユニヴェール

新鋭短歌シリーズ、現代歌人シリーズが生まれ、
短歌世界は思いもかけない方向にひろがりをみせている。
そして今、新しいレーベルが生みだされる。

ユニヴェールとは、短歌の壮大な宇宙。
これからもきっと、新しい歌人との出会いが待っているにちがいない。
http://www.shintanka.com/univers

自選短歌五首

手を振って残らず忘れようとした柔らかすぎる雪のことなど

春の雪記憶に溶けて転生の繭に内から外から触れる

面談を終え図書室に開かれるシム・シメールの宇宙、肉球

夏雲を映すピアノの夢現その鍵穴をあなたと覗く

石段をひとつ飛ばして駆け上がる背中を空のパズルにはめる