第一歌集

新しい猫背の星

新鋭短歌シリーズ35
「新しい猫背の星」
尼崎 武
監修:光森裕樹

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-254-9 C0092

装画 スズキロク

いま、手を繫ぐように温かい。
舞い上がるときも落ち込むときも、
とにかく優しくて、ひたすらに真っ直ぐ。
(光森裕樹)

2017年3月中旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

尼崎 武(あまがさき・たけし)
1979年、佐賀県藤津郡嬉野町(現・嬉野市)に生まれる。
九州大学教育学部中退。
玉川大学通信教育部教育学部在学中。
アーティスト奥井亜紀のファンであり、彼女が参加したトリビュートCD「君の鳥は歌を歌える」を通して枡野浩一と短歌を知る。
2002年から短歌を作り始め、「枡野浩一のかんたん短歌blog」等に投稿。
2009~2011年、同人誌「屋上キングダム」に参加。
2015年、枡野浩一短歌塾(第4期)を受講。
神奈川県在住。
Twitter : @amagatak

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

蛍だと思った虫とずっといる やっぱり光るような気がして

この道はいつか来た道 ああそうだよ 進研ゼミでやったところだ

もう俺は今日から生まれ変わるのに昨日のことで怒られている

まばゆくて目を閉じたりもしたけれどしあわせになる覚悟はできた

誰もいない星で静かにブランコが揺れているからもう行かなくちゃ

関連書籍

<新鋭短歌シリーズ第3期>
「新鋭短歌シリーズ25 永遠でないほうの火」
「新鋭短歌シリーズ26 羽虫群」
「新鋭短歌シリーズ27 瀬戸際レモン」
「新鋭短歌シリーズ28 夜にあやまってくれ」
「新鋭短歌シリーズ29 水銀飛行」
「新鋭短歌シリーズ30 青を泳ぐ。」
「新鋭短歌シリーズ31 黄色いボート」
「新鋭短歌シリーズ32 しんくわ」
「新鋭短歌シリーズ33 Midnight Sun」
「新鋭短歌シリーズ34 風のアンダースタディ」
「新鋭短歌シリーズ35 新しい猫背の星」
「新鋭短歌シリーズ36 いちまいの羊歯」

<新鋭短歌シリーズ第2期>
「新鋭短歌シリーズ13 オーロラのお針子」
「新鋭短歌シリーズ14 硝子のボレット」
「新鋭短歌シリーズ15 同じ白さで雪は降りくる」
「新鋭短歌シリーズ16 サイレンと犀」
「新鋭短歌シリーズ17 いつも空をみて」
「新鋭短歌シリーズ18 トントングラム」
「新鋭短歌シリーズ19 タルト・タタンと炭酸水」
「新鋭短歌シリーズ20 イーハトーブの数式」
「新鋭短歌シリーズ21 それはとても速くて永い」
「新鋭短歌シリーズ22 Bootleg」
「新鋭短歌シリーズ23 うずく、まる」
「新鋭短歌シリーズ24 惑亂」

<新鋭短歌シリーズ第1期>
「新鋭短歌シリーズ1 つむじ風、ここにあります」
「新鋭短歌シリーズ2 タンジブル」
「新鋭短歌シリーズ3 提案前夜」
「新鋭短歌シリーズ4 八月のフルート奏者」
「新鋭短歌シリーズ5 NR」
「新鋭短歌シリーズ6 クラウン伍長」
「新鋭短歌シリーズ7 春戦争」
「新鋭短歌シリーズ8 かたすみさがし」
「新鋭短歌シリーズ9 声、あるいは音のような」
「新鋭短歌シリーズ10 緑の祠」
「新鋭短歌シリーズ11 あそこ」
「新鋭短歌シリーズ12 やさしいぴあの」

「ひとさらい 笹井宏之第一歌集」
「てんとろり 笹井宏之第二歌集」
「うたびとの日々」