第二歌集

インバネスの背

「インバネスの背」
松﨑信子

四六判上製、168ページ
定価:本体2,000円+税
ISBN978-4-86385-247-1 C0092

2017年2月上旬全国書店にて発売。

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著者略歴

松﨑 信子(まつざき・のぶこ)
1935年 福岡県筑後市に生まれる
1971年 「母船」入会
1972年 「作風」入社
2008年 文芸表現誌「歩行」入会
現代歌人協会会員 日本歌人クラブ会員 福岡県歌人会会員

収録短歌より

憶良・旅人ここに在りけむ茫茫と幻の回廊いらかを連ぬ

わけ入りし林の奥の清らなる独唱アリアのごとき水はしるこゑ

殉教の島の夕暮れ黒雲こくうんを裂きて流るる光ひとすぢ

壮年の父の生きたるニューヨークへ行かむと思ふ行かで終はらむ

弾けつつ高校生の群れがゆく軍靴を履くな戦列組むな