第一歌集

夜にあやまってくれ

新鋭短歌シリーズ28
「夜にあやまってくれ」
鈴木晴香
監修:江戸 雪

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-234-1 C0092

装画 ヌコラリス

貪欲な兎のように
何かに飼い慣らされているような不安。
でも、飼い慣らされるって、何に?
(江戸 雪)

2016年9月中旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

鈴木晴香(すずき・はるか)
1982年東京生まれ。慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。
2012年、雑誌『ダ・ヴィンチ』の連載「短歌ください」への投稿をきっかけに短歌を始め、同年10月に塔短歌会入会。
2015年第五十八回短歌研究新人賞最終選考通過。
2016年京都大学東一条会Ton-Ichi Talkにて講演。
Twitter: @UsagiHaru

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

非常時に押し続ければ外部との会話ができます(おやすみ、外部)

レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明

君の手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕

悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ

君の頰に「は」と書いてみる「る」は胸に「か」は頭蓋骨に書いてあげよう
                                 

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