第一歌集

瀬戸際レモン

新鋭短歌シリーズ27
「瀬戸際レモン」
蒼井 杏
監修:加藤治郎

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-225-9 C0092

歌の宝箱から飛び出す音韻とイメージ
憧れの気配が朝のひかりのように、
鳥の羽のように、短歌の形となっている。
(加藤治郎)

2016年6月中旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

蒼井 杏(あおい・あん)

2015年、未来短歌会に入会。加藤治郎に師事。
とてもひとみしりな雨女。
第6回中城ふみ子賞、第57回短歌研究新人賞次席。

Twitter: @aoianaoian

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

ひとりでに落ちてくる水 れん びん れん びん たぶんひとりでほろんでゆくの

七色のボールペンには七本のばねがあるのでしょうね、雨

ちみしいをひっくりかえすとさみしいになるって知ってた? うそだよ ちよなら

新品の靴下につくピンセットみたいなあれを集めています

スポンジにふくませたみず はなびらの切手をまっすぐはるのでしたよ

関連書籍

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「新鋭短歌シリーズ26 羽虫群」
「新鋭短歌シリーズ27 瀬戸際レモン」

<新鋭短歌シリーズ第2期>
「新鋭短歌シリーズ13 オーロラのお針子」
「新鋭短歌シリーズ14 硝子のボレット」
「新鋭短歌シリーズ15 同じ白さで雪は降りくる」
「新鋭短歌シリーズ16 サイレンと犀」
「新鋭短歌シリーズ17 いつも空をみて」
「新鋭短歌シリーズ18 トントングラム」
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「新鋭短歌シリーズ20 イーハトーブの数式」
「新鋭短歌シリーズ21 それはとても速くて永い」
「新鋭短歌シリーズ22 Bootleg」
「新鋭短歌シリーズ23 うずく、まる」
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<新鋭短歌シリーズ第1期>
「新鋭短歌シリーズ1 つむじ風、ここにあります」
「新鋭短歌シリーズ2 タンジブル」
「新鋭短歌シリーズ3 提案前夜」
「新鋭短歌シリーズ4 八月のフルート奏者」
「新鋭短歌シリーズ5 NR」
「新鋭短歌シリーズ6 クラウン伍長」
「新鋭短歌シリーズ7 春戦争」
「新鋭短歌シリーズ8 かたすみさがし」
「新鋭短歌シリーズ9 声、あるいは音のような」
「新鋭短歌シリーズ10 緑の祠」
「新鋭短歌シリーズ11 あそこ」
「新鋭短歌シリーズ12 やさしいぴあの」

「ひとさらい 笹井宏之第一歌集」
「てんとろり 笹井宏之第二歌集」
「うたびとの日々」