第一歌集

羽虫群

新鋭短歌シリーズ26
羽虫群はむしぐん
虫武一俊
監修:石川美南

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-224-2 C0092

おれの生きかたを、笑え。
この歌集は、とかくしんどいこの世を生き抜くための、
最も力弱く、最も魅力的な武器だ。
(石川美南)

2016年6月中旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

虫武一俊(むしたけ・かずとし)

1981年3月生まれ。大阪府育ち。
龍谷大学社会学部卒。
2008年夏に短歌を始め、ラジオ番組や雑誌企画への投稿を重ねる。
2012年、うたう☆クラブ大賞(短歌研究社)。

Twitter: @mushitake

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

生きかたが洟かむように恥ずかしく花の影にも背を向けている

見ていれば違っただろう「つる草の一生」というドキュメンタリー

職歴に空白はあり空白を縮めて書けばいなくなるひと

異性はおろか人に不慣れなおれのため開かれる指相撲大会

この夏も一度しかなく空き瓶は発見次第まっすぐ立てる

関連書籍

<新鋭短歌シリーズ第3期>
「新鋭短歌シリーズ25 永遠でないほうの火」
「新鋭短歌シリーズ26 羽虫群」
「新鋭短歌シリーズ27 瀬戸際レモン」

<新鋭短歌シリーズ第2期>
「新鋭短歌シリーズ13 オーロラのお針子」
「新鋭短歌シリーズ14 硝子のボレット」
「新鋭短歌シリーズ15 同じ白さで雪は降りくる」
「新鋭短歌シリーズ16 サイレンと犀」
「新鋭短歌シリーズ17 いつも空をみて」
「新鋭短歌シリーズ18 トントングラム」
「新鋭短歌シリーズ19 タルト・タタンと炭酸水」
「新鋭短歌シリーズ20 イーハトーブの数式」
「新鋭短歌シリーズ21 それはとても速くて永い」
「新鋭短歌シリーズ22 Bootleg」
「新鋭短歌シリーズ23 うずく、まる」
「新鋭短歌シリーズ24 惑亂」

<新鋭短歌シリーズ第1期>
「新鋭短歌シリーズ1 つむじ風、ここにあります」
「新鋭短歌シリーズ2 タンジブル」
「新鋭短歌シリーズ3 提案前夜」
「新鋭短歌シリーズ4 八月のフルート奏者」
「新鋭短歌シリーズ5 NR」
「新鋭短歌シリーズ6 クラウン伍長」
「新鋭短歌シリーズ7 春戦争」
「新鋭短歌シリーズ8 かたすみさがし」
「新鋭短歌シリーズ9 声、あるいは音のような」
「新鋭短歌シリーズ10 緑の祠」
「新鋭短歌シリーズ11 あそこ」
「新鋭短歌シリーズ12 やさしいぴあの」

「ひとさらい 笹井宏之第一歌集」
「てんとろり 笹井宏之第二歌集」
「うたびとの日々」