第一歌集

うずく、まる

新鋭短歌シリーズ23
「うずく、まる」
中家菜津子
監修:加藤治郎

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-186-3 C0092

あなたを変えるポエジーの渦
明日の詩歌のためのシンポシオン。
短歌250首、詩13篇を収録。
加藤治郎

2015年6月中旬全国書店にて発売。

WEBでの本の購入はこちらより
Amazon

著者プロフィール

中家菜津子(なかいえ・なつこ)
1975年 東京生まれ
18年間北海道で過ごす
現在さいたま市在住
2012年 未来短歌会入会、加藤治郎に師事
2013年 詩歌トライアスロン最優秀作品「うずく、まる」
2013年 第24回歌壇賞候補作「沃野の風」
2014年 第25回歌壇賞候補作「霜の花」

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

ナボコフを声にしてみるうすあおい舌でころがす氷のかけら

うずく、まるわたしはあらゆるまるになる月のひかりの信号機前

はるじおん はるじおん はるじおんの字は咲き乱れ、銃声がなる

わたしからあふれてしまうわたくしは足の小指をぶつけたりする

夕立にシフォンブラウス透きとおり乳房のためのあたらしい皮膚

関連書籍

<新鋭短歌シリーズ第2期>
「新鋭短歌シリーズ13 オーロラのお針子」
「新鋭短歌シリーズ14 硝子のボレット」
「新鋭短歌シリーズ15 同じ白さで雪は降りくる」
「新鋭短歌シリーズ16 サイレンと犀」
「新鋭短歌シリーズ17 いつも空をみて」
「新鋭短歌シリーズ18 トントングラム」
「新鋭短歌シリーズ19 タルト・タタンと炭酸水」
「新鋭短歌シリーズ20 イーハトーブの数式」
「新鋭短歌シリーズ21 それはとても速くて永い」
「新鋭短歌シリーズ22 Bootleg」

<新鋭短歌シリーズ第1期>
「新鋭短歌シリーズ1 つむじ風、ここにあります」
「新鋭短歌シリーズ2 タンジブル」
「新鋭短歌シリーズ3 提案前夜」
「新鋭短歌シリーズ4 八月のフルート奏者」
「新鋭短歌シリーズ5 NR」
「新鋭短歌シリーズ6 クラウン伍長」
「新鋭短歌シリーズ7 春戦争」
「新鋭短歌シリーズ8 かたすみさがし」
「新鋭短歌シリーズ9 声、あるいは音のような」
「新鋭短歌シリーズ10 緑の祠」
「新鋭短歌シリーズ11 あそこ」
「新鋭短歌シリーズ12 やさしいぴあの」

<現代歌人シリーズ>
「現代歌人シリーズ1 海、悲歌、夏の雫など」
「現代歌人シリーズ2 耳ふたひら」
「現代歌人シリーズ3 念力ろまん」

「ひとさらい 笹井宏之第一歌集」
「てんとろり 笹井宏之第二歌集」
「うたびとの日々」