なぜこんなにかっこいいのか

「フィリップ・マーロウ」

20世紀でもっともハードボイルドは男と呼ばれた
レイモンド・チャンドラー

名探偵を推理する3
「フィリップ・マーロウ 傷だらけの騎士道的精神」
後藤 稔

A5、並製、144ページオールカラー
定価:本体1,400円+税
ISBN978-4-86385-105-4 C0095

20世紀でもっともハードボイルドな男と呼ばれた小説家、レイモンド・チャンドラー。彼の生み出した探偵フィリップ・マーロウを知ったら、かっこいい男がちらついて仕方がなくなる。日本映画なんか目ではない。なぜ、こんなにかっこいいのかは、本書を読んでいただきたい。チャンドラーの長編7作品、短編27作品に加え、映画や TVドラマの魅力も徹底解説。

2013年4月中旬全国書店にて発売。

WEBでの本の購入はこちらより
Amazon

著者プロフィール

後藤 稔 (ごとう・みのる)
1963 年、兵庫県生まれ。関西学院高等部国語科教諭。推理小説研究家。生徒たちと「ハリー・ポッター」の結末を予想するという企画で2003 年8 月NHK 教育TV「土曜フォーラム」に出演。著書に『名探偵を推理する1 ポアロ 小さな灰色の脳細胞』『名探偵を推理する2 ミス・マープル 老淑女の直感と論理』(ともに書肆侃侃房)。上方芸能界に知友も多い。

なお、この著書では早川書房・創元推理文庫から引用ならびに表紙カバーの掲載、
各販売元会社からDVDジャケットならびにドラマ場面写真の掲載をご厚情によりご
許可いただいています。

トランプの家
http://www.kankanbou.com/cards/

ツイッター
http://twitter.com/muruwakagi

帯文表

20世紀でもっともハードボイルドは男と呼ばれた
レイモンド・チャンドラー

フィリップ・マーロウを知ったら、かっこいい男がちらついて仕方がなくなる。
日本映画なんか目ではない。
なぜ、こんなにかっこいいのかは、本書を読んでいただきたい。

中面イメージ

目次

はじめに ミステリーとして読むハードボイルド

第一部 フィリップ・マーロウの諸作品

第一章 『大いなる眠り』のマーロウは自分の流儀を披露しつくしている
 マーロウの法則/マーロウの流儀/ンフェア・ミステリーの極致?
第二章 『さよなら、愛しい女』のマーロウは最も危険な冒険に乗り出す
 勝利する探偵・勝利しない探偵/不徹底で不鮮明な犯罪者たち/隠したいことは示したいこと/名探偵は悪女が好き/マーロウ最大の冒険
第三章 『高い窓』のマーロウは物語を操作しようとする
 逸脱するミステリー/虚偽しか存在しない世界/執筆者マーロウ
第四章 『湖中の女』のマーロウは瞬間的判断力の冴えをみせる
 トラブル・イズ・ヒズ・ビジネス/マーロウの瞬間的判断力/マーロウへの弁護
第五章 『リトル・シスター』のマーロウは茫洋とした心境に襲われる
 最も「愛おしい」作品/マーロウの流儀は何のため?/もう一人必要な犯罪者
第六章 『ロング・グッドバイ』のマーロウは長い文学作品の主人公となる
 純文学とミステリーの間で/みんながマーロウを求めている?/ロジャー・ウェイドは正常か/テリーとアイリーンのどこが奇妙なのか/長い「長いお別れ」
第七章 『プレイバック』のマーロウは探偵稼業の休止を願う
 最後の謎『プレイバック』/ミステリー性の放棄/プレイバックという意味/聴覚の停止=探偵の休息

第二部 映像の中のフィリップ・マーロウ

第三部 レイモンド・チャンドラー全作品紹

おわりに
登場作品一覧(兼・索引)

関連書籍

名探偵を推理する1『ポアロ 小さな灰色の脳細胞』
名探偵を推理する2『ミス・マープル 老淑女の直感と論理』