アフリカは今どうなっているのか

「ブラックアフリカをさるく」

揺れ動く辛苦の大地
元海外特派員が20年ぶりの再訪で見たものは

「ブラックアフリカをさるく」
声をあげ始めた人々
那須省一

四六、並製、256ページオールカラー
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86385-053-8 C0095

幾多の悲劇を積み重ねてきたアフリカ。サハラ砂漠より南の国々は北部のイスラム諸国と違い複雑な部族問題を抱え長い混迷の時代から抜け出せずにいる。20年ぶりの訪問でみた現地の人々の笑顔の奥に垣間見える厳しい現実。そうしたなかでも人々はバッド・ガバナンス(汚職、腐敗、貧困、犯罪)に対して立ち上がり始めている。セネガル、ナイジェリア、南スーダン、ケニア、タンザニア、ルワンダ、南アフリカの旅先で発信されたブログ「アフリカをさるく」の単行本化。混迷するブラックアフリカの状況がリアルに伝わってきます。そして希望も。

2011年4月中旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

那須 省一(なす・しょういち)
1954年宮崎県西都市生まれ。宮崎大学教育学部卒業。読売新聞社元編集委員。国際部記者時代の1987年~1990年にはナイロビ支局、1993年~1996年にはロンドン支局勤務。2004年~2006年、英字新聞デイリー・ヨミウリの編集長。著書に、日英対訳の時事読本『英語でさるく』(英題Wandering through English)、九州の過疎の集落を歩いた『集落点描』、マーク・トウェインの小説“Pudd'nhead Wilson”を翻訳した『二人の運命は二度変わる』など。(上記いずれも書肆侃侃房発行)
2010年読売新聞社を早期退職し、アフリカをさるく(歩く)旅に出る。2011年後半にはアメリカをさるく旅を計画している。

アフリカをさるく
http://www.kankanbou.com/africa/

中面イメージ

掲載など

西日本新聞2011/7/10(日)朝刊の読書欄「郷土の本」コーナーに掲載されました。
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/item/252746

週刊朝日2011/7/8(6/28発売)号の「週刊図書館」に掲載されました。

目次

はじめに

日本より涼しい?
奴隷貿易の地
雲泥の差
ナイラの価値
懐かしのナイロビ
キベラの微笑み
 coffee break グッド・ガバナンス
友との再会
部族の垣根
ミドルクラスの成長
サファリ気分
 coffee break ヘミングウエイとアフリカ
携帯で聞けるBBC
新憲法発布
大学祭
千の丘の国
ルワンダ・ジェノサイド
夜でも歩けるキガリ
国民融和
協力隊点描
千の微笑みの国
 coffee break 1990年代の東アフリカ報道
国境の町ルスモ
荷物棚の鶏、ココケッコウ
バスの旅再び
体重計の若者
油断大敵
心の豊かさ
英字新聞、所変われば……
インド系の人々
 coffee break ジンバブエの混迷
携帯盗難
スワヒリ時間
再びラゴスへ
アップ、ナイジャ!
 coffee break ナイジェリアの光と陰
ナイジェリアに生まれて
水上生活
ワゾービア
腐敗は想像力の欠如
炎の作家
ファイアー!
活路模索のメディア
 coffee break 部族、民族 1
ドア・オブ・ノーリターン
セネガル相撲
「ウッジュ」は嫌よ
愛すべき人々だが
語り部の文化
中国の存在感
 coffee break 部族、民族 2
南ア再訪
ヨハネスブルク点描
歴史をひも解くと
ソウェトの変貌
CBD
アフリカンドリーム
黒人富豪
 coffee break ネルソン・マンデラ
モファットのこと
マーケットシアター
帰国してみたものの
ダーバン入り
元気いっぱいの男
ケープタウン
ナイトツアー
大学教授の見立て
不均衡な暮らし
ワインランド
望みなきにしも
カラード(混血)
エイズは治療できる病気
南ア経済
 coffee break 今も残る「憎しみの塊」の芽
メードとの再会
男子3日会わざれば
110歳の生気
ヒラーン州(ソマリア)の決起
ナイロビのソマリア人街
ジュバ入り
さすがに暑い
学校は木の下だった
5年で2軒から1000軒に
南部の伝統に誇りを
グッドラック、サウス・スーダン!
Back to basics (原点に戻れ)

あとがき