マーク・トウェイン没後100年

「二人の運命は二度変わる」

名作『トムソーヤーの冒険』でなじみ深い作家による
極上のミステリーを完訳。

「二人の運命は二度変わる」
Pudd'nhead Wilson
マーク・トウェイン著  那須省一訳

四六、並製、312ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-86385-021-7 C0097

没後100年のマーク・トウェインが遺した極上のミステリー。南北戦争前の米国。奴隷制度下の中西部のミズーリ州で、赤ん坊が取り替えられ、その事実は伏せられた。そして23年後のある殺人事件をきっかけに、衝撃の事実が明らかにされていく。いまだに人種の違いが様々な確執を生む米国の「原点」に近い姿が蘇る作品。各章扉にはマーク・トウェインの時代を超えたユーモアをちりばめた。

2010年3月中旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

マーク・トウェイン Mark Twain 1835-1910
本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。米国作家。ミズーリ州出身。代表作に、『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』などがある。12歳で父親の死亡などもあって学校に行けなくなり、印刷工となる。彼の作品に大きな影響を及ぼすことになるミシシッピ川の水先案内人、新聞記者などを経て、作家になった後、出版社の経営に乗り出すが、多大の負債を抱え込む。この負債を償却する目的で、世界中で講演活動を行う。当時人気を博した著名人でもあったため、この講演活動と旅行記で負債を返却。比類ないユーモアと風刺の精神で独自の文学世界を構築。「アメリカ文学のリンカーン」と称する声もある。

訳者プロフィール

那須 省一(なす・しょういち)
1954年2月、宮崎県西都市生まれ。79年3月宮崎大学教育学部卒業、同年4月読売新聞東京本社入社。地方部、国際部、英字新聞部などで勤務。国際部時代には、87年~90年ナイロビ支局、93年~96年ロンドン支局でそれぞれ勤務。2004年3月から06年9月まで英字新聞部が発行するデイリー・ヨミウリの編集長、06年10月から10年3月まで西部本社編集委員。著書『英語でさるく(WANDERING THROUGH ENGLISH)』『集落点描』(共に書肆侃侃房)

帯表

没後100年のマーク・トウェインが遺した極上のミステリー
南北戦争前の米国。まだ奴隷制度があった中西部のミズーリ州で
白人と黒人奴隷の赤ん坊が故意に取り替えられ
23年もの間、その事実は伏せられていた
しかし、ある殺人事件をきっかけに
その衝撃の事実が明らかにされていく

帯裏

いまだに人種の違いが様々な確執を生む米国の「原点」に近い姿が蘇る作品。
各章扉のカレンダーでは文豪マーク・トウェインの時代を超えたユーモアが楽しめる