弁護士生活五十年

法の花暦

読めば思わず引き込まれる
温かく厳しい弁護士の視点

「法の花暦」 Nori no Hanagoyomi
弁護士五十年を生きて
湯川久子

B6判変形、並製、248ページ 
定価:本体1,300円+税
ISBN978-4-902108-52-1 C0095

弁護士生活五十年――――
九州の女性弁護士第一号「湯川久子」は、幾多の修羅場をくぐり抜け、多くの人々の尽きせぬ悩みを聞いてきた。夫の、妻の不貞、離婚、遺産相続。時代の波にさらされ、最も弱い立場の人の側に立ち、代弁するのが弁護士の仕事、今も現役。五十年にわたる「男と女の事件簿」は、人生の岐路に立ったとき、読む人にそっと、解決の糸口を示してくれるにちがいない。

2007年5月下旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

湯川久子 (ゆかわ・ひさこ)
中央大学法学部卒。1957年九州初の女性弁護士として福岡市に開業。1958年より2000年まで福岡家庭裁判所調停委員。宝生流教授嘱託。

著 書
『わたしは主婦弁護士』西図協出版1979
『離婚読本』 『法の花ごころ―弁護士の眼』石風社1990
『年々去来の花―弁護士の手帖』石風社1995
『二〇年目の返済』薫風社2000
『四季六双』(共著)西日本新聞社2006

帯文裏

毎日のように結婚・離婚・再婚話を聞きながら、「結婚とは判断力の欠如」「離婚とは忍耐力の欠如」「再婚とは記憶力の欠如」と言われているのが「言いえて妙」と感心している。
孤独なとき、つらくて苦しいとき、一人でよく涙したことがあったが、温かい人の心に触れるとき、私はやっぱり人間が好きなんだと思った。そして今、弁護士として、一本の道を歩んで来られたことを感謝している。
(本文より)


目次

はじめに

愛情は演技だったのか
くいちがういい分
死刑囚
同 情
わたしは主婦弁護士
ある素顔
因果応報
タイミング
食いしん坊、パリ・ロンドンを往く
内助の功の値段
男が自信をなくす時
子はかすがい
さまざまな人間模様
日本女性と欧米女性の意識の差
あなたはもう忘れたかしら
「鉄輪」の女
フヨウコウジョトリケシ
ガマン・ガマン
夫の暴力
親権は母親
夫婦喧嘩
愛がなくなったら
離婚の中高年化
「主婦」弁護士
セクシャル・ハラスメント
百粒の涙
素 顔
弁護ぶり・依頼ぶり
父の役割
父の電報
父の好物
司法試験
姉の死
慟哭のうた
弁護士になる
法の花心
愛情度テスト
下座にいた花嫁
カラオケ騒音
浮気の報酬
四十年前の結婚式
平均寿命と遺産相続
靴屋のマーチン
先生と言われるほどの……
年々去来の花
「弁護士の手帖」の人たち
国際養子縁組
老木の死
非情な決定
シベリア抑留
相続分がほしい
花の遺言書
セクハラ訴訟
惜別の歌
ほぐす
無理な買い物
老いふかむ
山里の湯
二〇年目の返済
おしどり
蒼 天
白昼の惨劇
白昼の惨劇II
訃 報
海の中道
クリスマスキャロル
さくら
能「刈」
四苦八苦
結婚・離婚・再婚
能に魅せられて
現代離婚事情
先達に学ぶ ~恒産なきものは恒心なし~
弁護士五十年を生きてきて
赤い服

あとがき