第一歌集

灰色の図書館

新鋭短歌シリーズ42
「灰色の図書館」
惟任將彥
監修:林和清

四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-329-4 C0092

装画:花松あゆみ

本は友だち、本は自分をうつす鏡、本のちからを信じる
真の文学青年が詠う世界は、静謐でつらくなるほどうつくしい。
(林和清)

2018年8月上旬全国書店にて発売。

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著者プロフィール

惟任將彥(これとう・まさひこ)
1975年、兵庫県加古川市に生まれる。歌人、日本語教師。
近畿大学文芸学部在学中に塚本邦雄ゼミに所属、作歌を始める。
歌誌「玲瓏」会員。
2018年、第28回玲瓏賞受賞。

新鋭短歌シリーズ

今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
「新鋭短歌シリーズ」ホームページ http://www.shintanka.com/shin-ei/

自選短歌五首

窓に星座の映る真夜中本を読むわれもいつしか本と変はりて

おしやべりで猫背のキャッチャー知つてるぜおまへほんとは猫なんだらう

時間を守るひとたち出来事を優先させるひとたち暮すこの星

北極星(ポラリス)は四三一光年 この星の百年後の安全

最後の力振り絞りたるごと指折り曲げて軍手はありき

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