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マープルとポアロ

今日は、アガサ・クリスティーの『復讐の女神』を読了しました。これは『カリブ海の秘密』という作品の続編で、おばさん探偵ミス・マープルが活躍するものです。マープルはセント・メアリー・ミードという村に住んでおり、ただのお話好きなおばさんです。いざ殺人事件の捜査となると過去に出会った人間から類推して、見事にトリックや犯人を見破ってしまいます。彼女の思考方法の根本は「比較」ということですが、しばしば人の顔や名前を忘れてしまうこともあります。今回、この作品を読んでマープルがメモやノートをとっていることがわかりました。彼女は、どのような手帳術を使っているのでしょうか。また、彼女も事件解決のため巧みな嘘をついたりするのですが、その嘘の種類がポアロと少し違うことも判明してきました。ポアロとマープルを比較するのは面白いです。また、マープルの長編作品(全十二作)は、全部ビデオになっています。順番に見ていきます。

復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)カリブ海の秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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