寺島しのぶ主演の「ヴァイブレータ」見ました。ロードムービだったな。寺島しのぶの演技もすごくて、セックスシーンとかもエロティックというよりは、つらいというか心の叫びが聞こえるような哀しさがあっかな。トラック運転手を演じる、大森南朋もよかった。話しまくるトラック野郎で、本能的にやさしいのだ。最近ドラマでほのぼのとしたいい人役を演じることが多いので、最初びっくりしたけど、こういうのもあうね。金髪も似合ってたし。トラックが昼夜と走っていく映像とか、トラックの中から見た映像とかはよかったです。曲もかっこいいし、はまってたね。最後はこうなるのかーとか思ったけど、寺島しのぶいい顔してました。最初の顔はかなーりつかれた30女って雰囲気ばりばりだったもんね。でも、全体的には物足りなさもありかな。原作は赤坂真理の『ヴァイブレータ』。赤坂真理も未読だ。