2006-04-15

「TYPHOON タイフーン」

category  time21:00

タイフーン

監督は「友へ チング」のクァク・キョンテク監督。チャン・ドンゴン主演だ。チャン・ドンゴン演じるシンは、一族で脱北したときに韓国(南朝鮮)に亡命を拒否され、北朝鮮に家族を殺され、姉と2人で生き残るが、その姉とも離ればなれになってしまい、その後、海賊になり、韓国に復讐をしようとする。船を襲うシーンなどすごく残酷なところもあるんだけど、シンがすごく悲しい。そのシンを追う、セジョン(イ・ジョンジェ)も抑えた演技の中に、悲しみや優しさ、そして確固たる国への忠誠心がかいま見え、2人の演技合戦がすごいなーと。男と男の闘い、そして、友情、民族分裂の悲劇などいろいろなものがギュッとつまっていて、スケールもおっきくて、見ごたえのある映画でした。とにかく、チャン・ドンゴンがかっこいいしね。あの大きな瞳が悲しく、ワイルドな風貌がかっこいいのだ。「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソンもスーツ着てるときより、無精ひげのガテン系の時が断然かっこよかったもんね。チャン・ドンゴンも同じくあのばさばさな髪型いいよね。この映画ってプサンも出てくるんだけど、プサンロケは日本からもたくさんの人がエキストラとして参加したみたいだね。韓国の映画はおもしろいなー。予告編で流れてた、「デイジー」も観たい!チョン・ジヒョンとチョン・ウソンが主演だよ。

TYPHOON タイフーン