2004-10-30

現代ホテル (慶州)

category  time20:00

今日の宿泊先、普門湖(ポムンコ)のほとりにある「ホテル現代(ヒョンデ)慶州」に着きました。この普門湖の周りには、一流ホテルがたくさんあるんだけど、その中でも立地がいいのが、ここなんじゃないかな。現代といえば、韓国の代表的大企業だよね。夜なので、外から見てもよくわかんなかったけど、なんかでかそう。フロントもロビーも立派だなー。チェックインをして、ぴのこたち3人はオンドル部屋へ。陸さんはガイドさんたちが泊まる部屋があるということで、また明日。

フロント

オンドル部屋もさすがに広いね。バスルームをあけると、正面に広い洗面所、右側にバスタブ、左側にシャワールームとトイレ。明らかにゴージャスです。さすが、特1級ホテルだね。

オンドル部屋オンドル部屋

部屋を出て、館内体験だ。大きなラウンジに、レストランもたくさんあるね。ボーリング場、プール、ゲームセンター、サウナ、お土産やさんなど、アミューズメントもたっぷりで、ほんと巨大ホテルやん。ラウンジで、優雅にケーキセット食べてみました。ケーキ、全然おいしくないよー。パセリのってるし。ちょうど生演奏があってたけど、いつの時代だろーって感じで不思議な夜でした。

ロビーラウンジケーキセットケーキ

花郎 (慶州)

category  time17:40

ばんごはんは、サムゲタンをリクエスト!何回もプサンに行っている社長がおいしいよーというので、ドライバーの鄭さんに地元でおいしいお店に連れて行ってもらいました。仏国寺から普門湖に行く途中にある、慶州民族工芸村の向かい側の少し手前にある「花郎」というお店は。離れがたくさんあるようなところで、その中の1部屋に通されました。サムゲタンは1羽が30,000Wで、5人で食べるなら大きめのがいいよとのことで、45,000Wのサムゲタンにしました。1人前9,000Wだね。

花郎

ガイドの陸さんやドライバーの鄭さんと話をしながら待ちます。鄭さんは若いなーと思っていたら、1974年生まれと、ぴのこと同い年でした。南の方に人は素朴ではずかしがりやさんが多いみたい。韓国ドラマのストレートな愛情表現は、韓国でも北の方、ソウルなどがそうですよって。インターネットで日記を書いてる話をしたら、けっこう興味があるみたいだったな。今日1日はほんと快適なドライブだったよ。プサンはタクシーとかでも運転があらくて、交通マナーとかひどいなーと思ったけど、鄭さんの運転は心地よくて、あの石窟岩へのカーブでも全然酔わなかったもんね。名刺もしっかりもらったよ。

陸さん、鄭さん、どん、ぴのこ

お店に入ってオーダーしてから、1時間ほどたったころに、やっと料理が登場。でも、まずは初めてみる食べ物が。なんだろーと思ったら、トットリムッといって、ドングリの粉で作ってある食べ物。こんにゃくみたいな感じかな。あまり味がなくて、野菜などと一緒に食べるんだけど、けっこうはまるかも。ピリ辛なのが、さすが韓国!

トットリムッ

そして、さらに30分たったころ、やっときましたサムゲタン。1時間半もまったよー。鶏肉がやわらかくて、めちゃめちゃおいしい!高麗人参やナツメなどいろいろな薬草のスープでじっくりと煮込んであるんだ。一般的なサムゲタンは鶏の中にもち米がつまってるみたいなんだけど、ここのはこのサムゲタンで使ったスープでもち米をお粥にして出してくれるのだ。このお粥がまたばりうまでした。サムゲタンすごいよ。また食べたい!

サムゲタンサムゲタンサムゲタンのスープでつくったお粥

だいたい2時間ぐらいかけてのゆっくりとした食事でした。外に出るともう真っ暗だ。

花郎花郎

最後に、普門湖のほとりにある現代ホテルまで送ってもらいました。鄭さんありがとうございました。慶州のドライブはたのしかったなー。慶州は実は、町中に桜並木があるんだって。この普門湖のまわりもそうで、桜の季節にはほんときれいとのこと。ほんと、素敵な古都でした。

石窟庵 (慶州)

category  time16:30

仏国寺からカーブだらけの道を山の方、上の方へと進む。99曲がりとも言われていて、ほんとカーブだらけだよ。20分くらいで、石窟庵(ソッグラム)に到着。ここも世界文化遺産だ。かなり上まで来たみたいだね。駐車場からすぐのところが紅葉がすごくきれいだったな。もう下の方では紅葉が終わりかけだったけど、こっちはほんときれい。真っ赤だよ。きれいな紅葉の下で、チマチョゴリのおばさんが写真撮影してました。ステキだな。

チマチョゴリ石窟庵の紅葉

入場料3,000Wを払い、吐含山石窟庵という門をくぐり10分ほど歩くと、やっと寺院が見えてきました。しかし、ここを歩いていく途中にすれ違うカップルはほとんと三脚付きカメラだな。ペアルックも多数目撃。韓国のカップルってほんとラブラブだなー。

石窟庵石窟庵

石段をのぼり上まで行くと、本尊の釈迦如来像のお姿が。写真撮影禁止、しかもガラス越しの拝見だったけど、立派だったなー。花崗岩を彫って作れらてるんだって。人間ってこんなもの作っちゃうんだから、ほんとすごいよね。こんな上まで上がってきたかいがあったなーって思うよ。感心しちゃいました。

石窟庵石窟庵

来た道を引き返すと、もうすっかり日が暮れかけているところ。夕日がきれいでした。これで、今日の慶州ツアーもおわりです。まだ5時過ぎだけど、おなかすいたー。これからばんごはん食べに行くよ。

石窟庵からみた夕日

仏国寺 (慶州)

category  time15:30

国立慶州博物館を出て、今度は、吐含山圏へと行きます。新羅の魂がやどっている霊山である吐含山(トハムソン)を中心とする国立公園内には、世界文化遺産に指定されている、仏国寺と石窟庵があります。まずは、車で30分ほどの仏国寺(ブルグクサ)に到着。仏国寺には6つの国宝があるとのこと。これは見応えありそうだなー。

入場料3,000Wを払って、一柱門をくぐって中に入ります。

仏国寺の一柱門一柱門とぴのこ天王門への道天王門への道

少し歩くと、天王門があります。四天王が守っているのです。迫力あるなー。

天王門四天王

天王門をくぐり、さらに歩くと青雲橋・白雲橋が目の前に。この橋は、金堂の手前に上る前にあり、2つの橋の下が青雲橋、上が白雲橋です。全部で33階段になっていて、仏陀の境地に至るまでの33の段階を現していて、そこを上ると、釈迦如来の仏国の世界に通じる紫霞門へと通じているのです。

青雲橋・白雲橋立派な石組み

でも、実際はここの階段からは上れないので、右手の坂から進んでいきます。手前に水飲み場があって、手とか洗って行きました。観光地とあって、家族連れとかカップルとか多いんだけど、みんな写真撮りまくりね。しかも、立派な一眼レフのカメラに三脚付き。ポーズもつけまくりで、すごいなー。

水飲み場

大雄殿(金堂)の手前には、多宝塔が。これも立派だな。紫霞門から青雲橋・白雲橋を見たりもできます。

多宝塔紫霞門

大雄殿はこの仏国寺の中心であり、釈迦牟尼仏が中に置かれています。ここはみんな撮影しまくりだね。人がいっぱいだ。

大雄殿大雄殿大雄殿大雄殿

こういうなんでもないところもかっこいいな。

仏国寺仏国寺

階段を上ってみたり。石を積んでみたり。

仏国寺仏国寺仏国寺仏国寺

この後も、極楽殿、毘盧殿と見所がありすぎ。どれも力強くてかっこいいんだな。写真も何枚撮ったかわからないぐらいたくさん撮ってしまった。40分ほどでけっこう急いで回ったんだけど、これふつーに回ったら軽く1時間はかかるだろね。もー、目の保養しまくりで、かなりお腹いっぱいの状態。

観音殿へ仏国寺仏国寺仏国寺

国立慶州博物館 (慶州)

category  time13:30

国立慶州博物館博物館入口

皇南パンから、10分弱で「国立慶州博物館」に到着。さっきから近いところをうろうろと移動してるんだな。博物館の入場料は400W。どこも安いよね。日本だったら確実0が1つ多いね。ここも広いよー。新羅千年の歴史があつまってるとあって、考古館、美術館、雁鴨池館、特別展示館からなり、展示物も約3,000点が常時見られるようになっているとのこと。屋外展示も多数あって、とても短時間で見て回れる量じゃないね。

聖徳大王神鐘

入口を入ってすぐ目に付くのが、聖徳大王神鐘(エミレの鐘)。新羅第35代景徳王が、亡くなった父、聖徳王の冥福を祈るために作り始めたが、完成に至らず、その息子である恵恭王に引き継がれ、やっと完成した大鐘。音色と形状が優れいている銅の鐘として、国宝に指定されています。

国立慶州博物館国立慶州博物館国立慶州博物館国立慶州博物館

考古館では、金の冠や装飾品、青銅でできた装飾品に武具など、高度な文明があったことが感じられる展示で、けっこう圧倒される。美術館では仏教文化を見ることができます。慶州の全体図で、さっきまで見てまわってた大陸苑や瞻星台、そしてこれから向かう仏国寺などの位置がわかって楽しかったな。サインには日本語表記もされているので、助かったー。

国立慶州博物館サイン

展示物見すぎて、ちょっとぐったりきたね。屋外展示を少し眺めてから、トイレに行ったら、ここは入口のところにトイレットペーパーがあって、それぞれ自分が使う分だけもって、個室に入るのだ。トイレットペーパーあるだけいいけど、たりなかったらどうしよーって思うよね。とにかく、韓国ではポケットティッシュは必須だね。水洗の水圧も弱いので、紙は流さずに、だいたい個室内に設置されているゴミ箱に入れます。これは初めてだと戸惑うよね。つい、くせで流してしまったりするんだよね。気をつけねば。

国立慶州博物館国立慶州博物館国立慶州博物館

皇南パン (慶州)

category  time13:20

皇南パン皇南パン皇南パン

慶州サンパプ通りの先には、慶州名物の皇南(ファンナム)パンのお店が2軒ならんでいました。このパン、1個1個手作りで、たっぷり入っているあんこもまた手作り。このあんこがポイントみたいだね。国産小豆100%で、すべて手作り、そして防腐剤、化学調味料を全く使っていないのが、このパン(あんこ入りの饅頭だね)の特徴です。賞味期限も常温で3〜4日もつので、お土産にも大丈夫。冷凍保存もできます。

皇南パン皇南パン皇南パン

そして、もう1軒の方は、皮がもうちょっともちっとしていました。こっちは皮に麦が使ってあるんだって。最初にお店はわりとかっちりとした感じだったけど、こちらは素朴な感じだね。それぞれ食べ比べようとついついたくさん買っちゃった。1個1個は小さいからねー。この皇南パンは基本的には慶州でしか買えません。

この2軒の間には、なんだか由緒ある水飲み場がありました。実際に水が飲めるとあって、鄭さんが飲んでみせてくれました。それにしても、この亀ってば、立派だなー。

亀と鄭さん亀亀の水飲み場

森浦 (慶州)

category  time12:30

森浦サンパプ森浦

12時過ぎたので、お昼にしよう。どんちゃんのリクエストで、慶州名物のサンパブ料理を食べることに。大陸苑の裏の通りは。慶州サンパプ通りと言われていて、サンパプの専門店がずらっと並んでいます。その中で、ドライバーの鄭さんが連れていってくれたのが「森浦(サンポー)」です。1人前5,000Wで、テーブルの上にずらーっとおかずが並べられました。何皿あるんだろー。これを何種類もの蒸した葉野菜で包んで食べるのだ。サンチュ、エゴマ、キャベツ等々でね。まず、好きな葉っぱを選んで、次におかずを選んで、そこに味噌を追加して、くるくるっと包んで食べるんだ。これはかなりヘルシーだよね。野菜をもりもり食べられるよ。ちょっとこの量にはびっくりしたね。

食べ終わると、ガイドさんが小さな紙コップに入ったコーヒーを持ってきました。コーヒーサービスですって。自販機があって、自由に飲めるのだ。ほんとに小さな紙コップなんだよね。この自販機もこの後、いろんなところで見かけたよ。食堂にはだいたいあるんだって。コピだね。無料のところもあるし、有料でも200Wとかなのだ。コピ甘いけど、これがやみつきになるうまさだよ。

慶州を観光しまーす。

category  time11:10

慶州駅に到着

慶州駅慶州駅前

慶州(キョンジュ)駅に11時10分に到着。外に出ると、すぐ広場があって、慶州のキャラかな。人形があるよ。なんだかここはカップル率が高いような。そして、今日1日のドライバーをしてくれる、鄭(ジャン)さんと会いました。けっこう若いお兄ちゃんだよ。さあ、慶州観光に出発だ!

大陸苑(天馬塚)

大陸苑大陸苑大陸苑大陸苑大陸苑大陸苑

慶州駅から10分弱ほどで、大陸苑(デーヌンウォン)に到着。慶州市内にある大きな古墳公園だ。入口には慶州のキャラクターが左右に配置されてるぞ。入場料は1,500W。慶州は新羅千年の王都とあって立派な古墳がたくさんあるよ。古墳群って見るの楽しいなー。奈良に来てるみたいだよね。紅葉もしていてきれいだよねー。

天馬塚

奥の天馬塚(チョンマチョン)までてくてく歩きます。写真撮ってる人がたくさんいるねー。みんなツアーとか観光が多いみたい。天馬塚は一般公開しているので、中まで入ることができるんだ。古墳の中に入るのって、ちょっとドキドキするね。中は撮影禁止だったんだけど、天空を飛翔する天馬(ペガサス)の絵があって、豪華だったな。きっとかなりえらい人のお墓だね。帰りもまた入口まで歩きます。古墳の芝生はほんと美しいね。いろんな木も植えられていて、散歩するだけでも楽しい。ゴミ箱もなんか風情あるし。

大陸苑大陸苑のゴミ箱

瞻星台

瞻星台

大陸苑から歩いても3分ほどの「瞻星台(チョムソンデー)」へ。ここは入場料300W。7世紀につくられたもので、東洋最古の天文台といわれています。この不思議な形っていいな。361個の石を積み上げていってできてるんだけど、なんともいえない形だな。安定感があるけど、単純ではなくて、なんだかいいなー。国宝ですよ。

ここで気になったこと。売店には手足の長い猿が。すれ違う子供たちがだっこちゃんのように猿を首からぶらさげてるんだけど、人気あるんだろうねー。そして、町中でみかける顔が半分ぐらいの絵は慶州のシンボルマークかな。この後、いろいろと見かけることに。

ぶら下がり猿sシンボルマーク

プサンから慶州へ移動します!(2日目)

category  time07:30

初めての地下鉄
今日は慶州に行きます!なので、早起きしました。7時半にホテルにガイドの陸さんが到着。1泊2日の慶州ツアーに付き合ってもらうのだ。ちょっと遅れてきた陸さんは、あわててるなーと思ったら携帯を忘れてきたんだって。それはやばいよねー。これから列車に乗るために、釜田駅へ向かうので、そこまで大学生の娘さんに持ってきてもらうことに。娘さんがお家にいてよかったよね。列車に乗る前に朝ご飯を食べることにしてたんだけど、ニュー太陽ホテルのまわりにはあまり食べるところがないってことてなので、地下鉄に乗って移動することに。最寄り駅の釜山鎮まで歩いて5分ぐらいかな。地下鉄初めて乗るよ。切符の買い方を教えてもらって、1区間900Wの切符を買いました。プサンの地下鉄は簡単で、1号線と2号線のみ。西面で交差しているので、乗り換えるときは西面でね。料金も1区間900W、2区間だと1,000Wなので、迷ったら1,000Wを買えばなんとかなるよ。だって、10円しか変わらないしね。駅員さんがあまりいないので、10,000Wしかないと大変。自販機で使えるのが1,000Wまでなので、おっきいのしかないときは両替してもらわないといけないのだ。

プサンの地下鉄のコンコース

地下鉄は、ハングル読めないけど、番号と英語での表記もあるので、ちゃんとわかります。日本語表記、漢字表記もちょこちょこあるので、なんとかなるね。

釜田駅そばで朝ごはん
釜山鎮(プサンジン)駅から釜田洞(プジョンドン)駅まではすぐだったな。地上に出て、釜田市場の横を抜けて、5分ほどで釜田駅(ブジョンヨッ)に到着!先にガイドさんが切符を買いに行ってくれたので、それを待って、朝ごはんを食べるところを探すぞ。ガイドさんがまわりの人に聞いてみると、駅のすぐ横の食堂でも食べられるよーとのことで、ここに入ることに。

釜田駅そばの食堂ビビンバ

韓国の食堂って、なんだかお家の延長みたいな感じだな。テレビではドラマをやっていて、テーブルにはいろいろものがおいてある。朝ごはんは、ビビンバ(2,500W)を食べました。韓国では、ビビンバは石焼きじゃないのが一般的なんだって。半熟卵がおいしそー。まぜまぜして食べました。おいしーよ。それに、見た目よりもボリュームあっておなかいっぱいに。食べてる間に、陸さんの娘さんが到着。携帯も無事受け取りました。

ムグンファ号で慶州へGO
釜田駅ムグンファ号ムグンファ号ムグンファ号の指定席

さあ、ここからは鉄道での旅だ。釜田駅は、2004年に駅舎が新築されたとあってとってもきれい。エスカレーターをのぼって、通路を歩いて、改札口へ。中にはいると、待ってました、ムグンファ号が。赤と青が韓国だねー。キャラも未来っぽいぞ。9時10分に出発して、慶州(キョンジュ)駅には11時10分に到着。2時間の旅だ。指定席で特急みたいな感じなんだけ運賃は1人4,000W(?)。40,000Wの間違いかなーって思うぐらい安いよね。タクシーも地下鉄もほんと交通費が安いのがうれしい。指定席はきれいで快適だったなー。駅を出てわりとすぐに海が見えて、きれいだったし、高層ビルがほんと多いなーと。そして、寝たり起きたりしながら、慶州駅に到着!