2014-03-02

アジア映画を

category  time11:49

台湾ですごいヒットしたという「海角七号 君想う、国境の南」。ちょっと期待が大きすぎたかな。阿嘉役のファン・イーチェンはかっこよかったけど、現代の友子役は、ちょっとうるさすぎ。髪型も?だし、あんなヒステリックな女とは恋の落ちないだろと。そこは目をつむったとしても、二人が一夜を共にしたあとの展開が早すぎ。そこをもうちょっと丁寧に描いてほしかったなー。おじいちゃんやお酒を売りに来ていた先住民の人など、いい味でしたよ。もっと街中の景色が見たかったな。

こちらは、NHK アジア・フィルム・フェスティバルの上映作品で、マレーシア映画の「アイス・カチャンは恋の味」。原題は、「初恋红豆冰」。アイス・カチャンってかき氷のことなんだね。マレーシア映画って素朴でさわやかだよね。監督・主演の阿牛はシンガーソングライターってことで、たくさんミュージシャンが出てるみたいだけど、もちろん、わからず。その主演の役名ボタックのさえないっぷりはすごかったね。そのボタック恋するヒロインの打架魚役のアンジェリカ・リーは、目力はすごくて、気の強さは伝わってきたけど、ボタックのお姉さんにしか見えない。。へたしたら、おばさんにも。。宝くじ屋の息子と白馬の王子様のコメディっぷりがちょっとつらいけど、アジア映画と思ってやり過ごせば、最後、打架魚が父親に会いに行くあたりからぐっと良くなるね。

読書メーター2月のまとめ

category  time11:26

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:838ページ
ナイス数:6ナイス

この話、続けてもいいですか。 (ちくま文庫)この話、続けてもいいですか。 (ちくま文庫)感想
おもしろいなーと思って読んでたんだけど、このテンションに最後の方はちょっとおなかいっぱいに。文庫版あとがきを読んで納得。
読了日:2月15日 著者:西加奈子
私という運命について (角川文庫)私という運命について (角川文庫)感想
読み終わったあと、ほんと辛かった。ちょっとまだ引きずってるな。何度も出てくる選択、それを自らの意思で選んでいくのだが、その後、何度もその選択が正しかったのか、それが運命だったのかと、突きつけられるのだ。WOWOWのドラマ化、永作博美と江口洋介というキャストに、きっと号泣必至だなと。3月が待ち遠しい!
読了日:2月11日 著者:白石一文

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