2007-04-29

『女盗賊プーラン』プーラン・デヴィ

category  time17:30

女盗賊プーラン〈上巻〉 女盗賊プーラン〈下巻〉

女盗賊プーラン・デヴィの自伝を読みました。カースト制度のことは、歴史で習ったぐらいだけど、今だに根強く残っていることに驚き、そのための差別にショックを受けました。女性というだけで虐げられ、低カーストの身分のせいで、あんな不当な扱いを受けるなんて。村の人も、警察も、すべてが信じがたい。盗賊団にるも、そこで初めて人間扱いをされ、その誘拐をした男性と愛し合い、自らも盗賊となり夫婦となる。しかし、その男性も、身分の上のカーストの盗賊に裏切られ殺されてしまう。あまりにも過酷な人生。盗賊として復讐をするも、その後、投降し、国会議員になるという人生はまさに壮絶。国会議員となったいまも、常に命を狙われていて、警護されていると本書に書かれていたが、この本にはさまれていた新聞の切り抜きで、複数の覆面の男に射殺されたことを知った。「砂漠の女ディリー」と同じく、武者圭子さんの訳。ノンフィクション、読み応えありました。

初七日と四十九日を。

category  time13:00

昨晩は、川内のダイケくんの実家にて、みんなでごはん。ばんごはん、精進料理なのかなと思っていたら、からあげに、焼肉に、ちらし寿司にと、豪華なごはんに。いつもと違うのは、お魚がでないこと。刺身が定番なんだけど、いちお初七日前なので、お魚はなしなのだ。お肉はいいんだね。ちょっと不思議でした。お昼に、葬祭場にて、初七日と四十九日をあわせた法要が。実際にはちゃんと四十九日もするんだけど、法事は一度に済ませてしまうみたい。お坊さんの話はなかなか興味深かったです。その後、みんなで食事をして、夕方には実家に戻り、夜中には福岡に帰ってきました。今回もバタバタの帰省でした。明日も休む間もなく、波佐見行きだ。