2005-03-01
「ヴィタール」
映画の日だ。シネリーブル博多駅で、塚本晋也監督の新作「ヴィタール」見ました。今回も一番前の席をゲット。最初不思議なイメージ映像で始まり、博史(浅野)交通事故に遭い、記憶をなくしていることがわかる。記憶をなくしたまま、医学書にひかれ、医学部に入学し、解剖実習で、解剖にのめりこんでいく。若い女性を解剖していく中で、徐々に記憶をとりもどしていき、恋人を事故でなくしたという事実を知りつつも、恋人のいる死の世界と、解剖実習をしている世界とを行き来するのだ。
「六月の蛇」に続いて2作目だったんだけど、けっこう作風が変わったな。沖縄のシーン(ダンスのシーンも)などね。今までは都市と肉体をテーマにとり続けてきたのが、今回は肉体内部に迫るものであり、また愛と記憶の物語なんだよね。解剖のシーンなどはけっこうリアルですごかったな。解剖実習が終わり、火葬をするところは泣けました。そしてエンディングにCoccoの「Blue bird」が流れるのがけっこうきたなー。塚本晋也監督の作品って好き。また次回作も楽しみ。
劇場でパンフを買って、1,500円とけっこう高かったなーと思ってたら、A5判で320ページとかなりのものでした。中身も濃かったし。帰ってからもじっくりとパンフを読みながら、映画のことを思い出したんだ。そして、この映画のことがもっとわかった気がする。
たんたんめんの虎 (大名)
昨日、今日と天神に出たのに、全然天神ランチができない!昨日はあきらめて弁当買って帰ったんだけど、今日はやっぱり外で食べたいとすばやく食べられる麺にすることに。大名にいたので、新メニューがでてから行ってなかった「たんたんめんの虎」へ。虎の坦々麺は900円。う〜ん、高いよー。でも、これ食べないと新メニュー目当てで行ったのに意味ないからなーとどんちゃんと2人気合い入れて食べてみることに。さすがに具は豪華だな。スープもとろみがあっておいしいな。でも、900円はやっぱり高いよね。次からはふつーの坦々麺だね。
気になる本たち。
今日も昨日に続き、在庫確認&『珈琲日和』の書店営業でした。だいぶ置かせてもらえるところが増えたかな。ジュンク堂書店の1階をぐるぐる見てると、『パパ・BOOK』という本が気になったな。『サラパパ』とか『家事する』とか、男の人も育児を楽しもうって本を出してるからね。
丸善に行くと、「ライフスタイルをデザインする」というコーナーができてました。ライフスタイル系の本ってどれもかわいいなー。この空間、なごむ。最近また引っ越ししたい病にかかってるので、『ひさしぶりの引越し』はすぐ手にとっちゃうな。ぴのこの場合ぜんぜんひさしぶりじゃないけどね。このシンプルな装丁もステキ。