2005-11-22
『東京待ち合わせ案内』
東京にいるいまこそこれを買わねばと、出張中に紀伊國屋書店新宿南店で買いました。最初にある、堀江敏幸のエッセイ「この一冊の前で」がまたいい。待ち合わせしたくなるよー。街角のスポットからカフェまでいろいろ紹介してあるのがいいね。そして早速活用しました。六本木での待ち合わせは、青山ブックセンター六本木店にしたんだ。次に東京に行くときはだれとどこで待ち合わせしようかな。
コーヒー本の書店営業とカフェでのお祝い。
今日は新宿方面を狩野さんと一緒に攻める予定だったんだけど、昨日の夜にばたばたっと珈琲豆の注文が入ったので、朝から焙煎しまーすとの連絡が入ったので、1人で営業することに。だいぶ慣れたので、大丈夫っすよ。「オリンピックイン麻布」は残念なことに朝食はついてないので、新宿に出てから食べればいいやと、大江戸線で新宿へ。乗り換えなしなので、らくちんだったな。新宿についたら新南口を見つけて、めざせタカシマヤタイムズスクエアだ。これ、なんなく発見。よかったー。もう朝ごはんはおいておいて、営業しちゃおう。紀伊國屋新宿南店に入店だ。いつも新宿に来たら本店の方に行ってたんだけど、新宿南店は新しくて明るくていい雰囲気だね。店の入口が3階だったので、まずは文芸からだ。アジア文学の担当さんがいたので、お話をして、『小さく、低く、ゆっくりと』を置かせてもらえることに。わーい。一番目に行ったところにもらえるとうれしいな。でも、ここ入店許可証がいるってことがわかったので、あわてて1階の守衛さんのところまで行きました。次からはまずここに来なくちゃね。この後、実用書の担当の方に話をして、『休みの日には、コーヒーを淹れよう。』も注文もらいました。他もいろいろ担当さんと会えたところは注文もらえて、ほんとここ1店だけでたくさんもらえてうれしい!あんまりうれしかったので、『東京待ち合わせ案内』買っちゃいました。ただでさえ本たくさん持ってて重いのにまた本買っちゃったよ。
おなかすいたー。もー限界なので、お昼食べよう。『東京待ち合わせ案内』の新宿をチェック。うーん、ないなー。新宿ってむずかしいんだよね。2時には下北沢でコーヒー本の打ち上げなので、あまり時間がない。サザンテラスのところにスタバがあったので、スタバでランチだ。サンドイッチとアイスカフェラテでかるく休憩。通り側の席だったので、外を眺めながら、このあと、どこに行くか考える。もう駅の書店に行くぐらいしか時間がないので、ブックファーストに行くことに。まずは、ルミネ1へ。ここはかなりセレクトしてあって、担当者さんも不在だったので、チラシを渡してもらうようにお願いして、ルミネ2へダッシュ。もーあまり時間ないけど、なんとかもう1つでも注文がほしい。ルミネ2の方が広くて本の数も多いね。ここもけっこうセレクトしてあって、ブックファーストってけっこう好きだな。担当者さんに会えたり会えなかったりで、注文はもらえなかったけど、雰囲気みられたし、チラシも渡せたので、来て正解でしょ。エスカレーターをかけおりて、小田急線へ。急行に乗れたので、1駅で下北沢に到着。間に合ってよかったな。狩野さんと合流して、待ち合わせのカフェまで連れていってもらいました。
cafe ordinaire (下北沢)
cafe ordinaire(カフェ・オーディネール)につきました。入り口の看板からしてかわいいよ。階段のぼって、3階がお店の入口です。5人だったので、4階にあがって、2テーブルに座りました。先に、藤原さん、柚さん、川口葉子さんがきてたんだ。川口さんにお会いするのは初めて。川口さんこと、東京カフェマニアのサマンサさんなのだ。うれしいなー。文章がとってもステキな人だなと思ってたんだけど、お会いしたらやわらかい雰囲気で、かつお茶目な人でした。今日、この場にいるそれぞれの女性はみんなぴのこより年上なんだけど、それぞれ雰囲気があって、自然な感じで、いいなーと。『休みの日には、コーヒーを淹れよう。』はみんなで作り上げた本。このメンバーだからこそできたんだと思うな。今日はその打ち上げだったんだけど、話をしていると、新しい本の企画がぞくぞくと浮かんでくるのだ。何かひとつでも実現できたらいいなーと。
カフェに話はもどって、このカフェも好きだな。本がたくさんあって、4階は空が見えて、光がたっぷりと入って気持ちがいい。ケーキセットもおいしかったー。赤ワインのレアチーズケーキ(550円)に、にれの木ブレンド(500円)。コーヒーも深煎りでおいしかったし、ケーキも見た目も美しく、おいしいよ。ほんとここって居心地がいいなーと思ってたら、途中でお店の人があがってきて、これオリジナルで作っていて差し上げてるんですよと、ブックカバーとしおりをくれました。かわいー。これってまんがであったよね。なつかしい。早速みんな本を取りだして、ブックカバー掛けてました。
カフェを出たらまたカフェへ。今度は、コーヒー本の中で、コーヒープレスを紹介するきっかけになったのはこの喫茶店での出会いだったんだ。下北沢CLUB251の前を過ぎて少し歩くと、ミケネコ舎の入っている建物に到着。ここって昭和初期に建てられた建てものなんだって。レトロでかわいいし、ミケネコ舎の看板もかわいいよー。2階にあがって、古着屋さんなどの奥を抜けるとお店に到着。この雰囲気好きだなー。ゆったりと落ち着ける感じ。窓がめっちゃかわいいしね。
ここではもちろんプレスで淹れたコーヒーを飲むよ。さっきレアチーズケーキ食べたばっかりだけど、ここでもケーキ食べるよ。マイルド(500円)+アップルパイ(500円)だ。プレスで淹れたコーヒーってほとんど飲んだことがなかったけど、狩野さんが言っていたようにすっきりとしたのみ口でおいしいね。目覚めて最初の一杯にしてもよさそうな感じ。アップルパイもりんごたっぷりでおいしかったー。大きめだけど、ぺろっと食べちゃったもん。ここでもゆっくりすごしてたんだけど、夕方になってだんだんと日が落ちていってという雰囲気もたのしめました。今日はしおりづいていて、ここでも、オリジナルのしおりをもらったんだ。「月刊ねこじゃらし」というフリーペーパーをだしていて送ってもらえるってことだったので、名前書いておきました。
店内には本もたくさんあって、自由に読めるようになってるんだ。その中で気になった本が2冊。1冊は蛙の絵が表紙にのっている『ことばあそびうた』とかいう本。谷川俊太郎だ。そしてもう一冊はコーヒーのまんが。『コーヒーもう一杯』というタイトルは、ボブ・ディランの「欲望」
というアルバムの曲からとったんだって。このまんがの中でコーヒーを淹れるシーンがかわいいんだな。一杯ずつ丁寧に淹れてるのがわかるし、このまんがの絵って味があるなー。
ここで今日のお仕事は終了。カフェ三昧たのしかったなー。どちらのカフェでもゆっくり過ごすことができたのがよかったな。夜はホテルに近いということもあって六本木でごはんを食べて、六本木ヒルズにも行ってみました。ブルーを基調としたクリスマスのイルミネーションがきれいでした。