2004-08-16

こんなふうにのんびりと。

category  time12:00

お盆休み最終日は、本読んで、映画見て、録画しておいたドラマを見て、とのんびり過ごしました。「東京湾景」にゲスト出演してたパク・ヨンハかわいかったなー。ヨン様より、ヨンハの方が好きだ。夏ソナスペシャルになってたのはちょっとおかしかったけどね。「東京湾景」は視聴率がいまいちらしいけど、好きではまって見てる。けっこういいよー。べたべたで。今クールのドラマもそろそろ大詰めだね。「人間の証明」はおもしろくなってきたな。キャストがいいし、竹野内豊かっこいいし、緒方拳も好き。「逃亡者」は阿部ちゃんがぎらぎらしてるのがいいなーと。もうそろそろ新たな展開がありそうだし。「ラストプレゼント」もいい。日テレの水曜日10時枠って前回のドラマもよかったし、けっこう好きなところかも。じーんと来るし。みんないい人なんだよね。永作かわいいし。全然年とらないよね。すごい。

「地雷を踏んだらサヨウナラ」

category  time12:00

DVD: 地雷を踏んだらサヨウナラ戦場カメラマン、一ノ瀬泰造の半生を描いた映画を見ました。浅野忠信がいいんだよねって。実際の一ノ瀬泰造がどんな人だったのかはよく知らないけど、子供に慕われて、友達と楽しそうに過ごしている時の人なつっこい笑顔や戦場においてもいきいきと駆けめぐる様はとても印象的だった。でも、戦場はやはり悲惨で、処刑されたり、爆撃を受けたり、地雷で子供が死ぬシーンなどは見ていてつらいものがあった。アンコールワットに恋いこがれて、ついには行方不明になってしまうんだけど、映画にあったように、死ぬ前に、アンコールワットに辿り着くことができてるといいな。映画のタイトルである、最後の台詞を口にして自転車で去っていくシーンはとても素敵なシーンだったな。浅野忠信はすごい俳優だな。ほんとに。

『一瞬の光』白石一文

category  time12:00

本: 一瞬の光お盆の間に読んでしまおうと思って、がんばって読みました。白石一文のデビュー作だ。文庫589ページってけっこう厚い。読後感は微妙かな。読み終えたぞっていう達成感はあったけど、実は主人公の橋田の設定が凄すぎてあまり感情移入できず。東大出の一流企業に勤めるエリートでしかも美形なんだよ。派閥争いとか政治家とのかかわりとかちょっと尊大な面とかがどうもね。恋人の瑠衣は社長の姪で、めっちゃ美人で、金持ちで、料理上手で、SEXの相性もよくて、橋田をめちゃめちゃ愛してるのだ。もうおなかいっぱいでしょ。それに対して、香折は不安定で、いろいろ問題を抱え過ぎな気がするし、どうも極端なんだよね。『見えないドアと鶴の空』の方が登場人物とかもうちょっとラフでよかったな。と、否定的なことをいろいろ書いたけど、読み応えはあったな。おもしろいのはおもしろかったし、挫折をいちお味わうわけだし、でもあんまり応えてなさそうだったけど。会社でばりばり働いて出世のこととかも考えている男の人とか読むと共感できる面もあるかも。ぴのこは、上司がいて、同僚がいて、競争があってみたいな会社組織ってよくわからないからな。白石一文、はまるよーとかいいながらつまづいちゃったけど、『僕の中の壊れていない部分』は期待してるんだ。デビュー作より、最近の方が好きなような気がするので、新しい方から読んでいってもいいし。

今日のコメント

category  time11:00

コンドオ*ミユキ: 「地雷を〜」の浅野くんはほとんど演技してないかのような、感じでしたよね。それなのにちゃんと一ノ瀬泰造だし、浅野くんそのものが一ノ瀬泰造かのようでコレ観た時に今まで日本にいなかったタイプの役者さんだなー、と思いました。

ところで前出の小池真理子さんちは夫婦そろって猫好きですよね。一匹死んじゃったみたいで、何か他人事ながら切ないです。 (2004-08-18 21:03)

ぴのこ: 確かに、すごい自然な演技でしたよ。映画見る度に浅野忠信は好きになっていきます。

猫、死んじゃったんですね。そういう話きくと、かなしくなっちゃいますね。 (2004-08-18 21:36)

たかくーら: そかー。これみらないかん。
原作つーか本読んだですが、イイよ。生き残るか死ぬかでいろいろ変わることもあるね。 (2004-08-21 22:18)

ぴのこ: 原作は未読です。いいんですね。読んでみなくちゃ。
原作がある映画は、映画と原作とどちらを先にするか迷ってしまいます。 (2004-08-22 11:02)