2004-08-31

いろいろ本チェック。

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本: とっておきウイークエンド本: ニューヨークで見つけた気持ちのいい「ふたり生活」本: おうちでお茶caf´e

丸善でいろんな売り場をうろうろしました。新刊がいろいろでてるなー。『ていねいな暮らし』の柳沢小実さんの新刊が出てるぞ。『とっておきウィークエンド』だ。

Cafeglobeで連載してた渡辺葉さんのエッセイをまとめた『ニューヨークで見つけた気持ちのいい「ふたり生活」』が出てる。ふたりぐらしっていうテーマが今の自分のスタイルともあってるし、考え方とか共感できるところが多くて、連載中は熱心に読んでたんだよね。前作の『ニューヨークで見つけた気持ちのいい生活』も両方ほしいなー。

コーヒーの本の参考にと見つけたのは、『おうちでお茶cafe』というお茶の本。カタログ的じゃなくて、いろんな要素が盛り込まれている感じがいいな。

2004-08-23

『不倫の恋で苦しむ女たち』亀山早苗

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本: 不倫の恋で苦しむ女たち不倫する男、その妻ときたら、次に話を聞くのは、不倫をする女だよね。『不倫の恋で苦しむ女たち』は、WAVE出版の「不倫の恋」シリーズの第3弾。これもあっという間に読んじゃったんだけど、不倫する側に立つとせつない話だったりするけど、される側からみると、納得できないだろうなーと。恋愛でもなんでも、立ち位置によって見方ががらっと変わってしまうんだよね。一人ずつ話をきいて、こうやって一冊の本にするのって、さすがだな。もくじを見ると内容がわかるっていうのは大事だよね。第1弾〜3弾と一気に読んで、恋愛のパワーに圧倒されちゃったので、ちょっと休憩して、息抜きにワッキーでも読もうかな。

8/123とコーヒー三昧の3日間を過ごしたんだけど、その日記をやっとアップしました。狩野さんとのコーヒー巡りだ。

2004-08-16

『一瞬の光』白石一文

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本: 一瞬の光お盆の間に読んでしまおうと思って、がんばって読みました。白石一文のデビュー作だ。文庫589ページってけっこう厚い。読後感は微妙かな。読み終えたぞっていう達成感はあったけど、実は主人公の橋田の設定が凄すぎてあまり感情移入できず。東大出の一流企業に勤めるエリートでしかも美形なんだよ。派閥争いとか政治家とのかかわりとかちょっと尊大な面とかがどうもね。恋人の瑠衣は社長の姪で、めっちゃ美人で、金持ちで、料理上手で、SEXの相性もよくて、橋田をめちゃめちゃ愛してるのだ。もうおなかいっぱいでしょ。それに対して、香折は不安定で、いろいろ問題を抱え過ぎな気がするし、どうも極端なんだよね。『見えないドアと鶴の空』の方が登場人物とかもうちょっとラフでよかったな。と、否定的なことをいろいろ書いたけど、読み応えはあったな。おもしろいのはおもしろかったし、挫折をいちお味わうわけだし、でもあんまり応えてなさそうだったけど。会社でばりばり働いて出世のこととかも考えている男の人とか読むと共感できる面もあるかも。ぴのこは、上司がいて、同僚がいて、競争があってみたいな会社組織ってよくわからないからな。白石一文、はまるよーとかいいながらつまづいちゃったけど、『僕の中の壊れていない部分』は期待してるんだ。デビュー作より、最近の方が好きなような気がするので、新しい方から読んでいってもいいし。

2004-08-12

『ウール101%』フジモトマサル

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本: ウール101%ドリーめっちゃかわいい。今回も眺めながらくすくす笑ってしまった。ほんと和むのだ。幸せな気分になる本っていいよね。フジモトマサルさんの本はいつ読んでも、幸せな気分になる。これってあんまりないよ。ホームページに書いてあったけど、「回文新聞しんぶんし」ほしいなー。自分で宣伝用のおまけつくってるんだよ。福岡の書店でも手に入るといいんだけど。『ダンスがすんだ〜猫の恋が終わるとき〜』は20日に発売予定だよ。

7月に行ったキャンプをやっと更新。阿蘇の一の宮にキャンプに行ったのだ。7/24,25だ。楽しかったなー。大ネタとしては、次はコーヒーめぐりを更新しないと。1月の萩への旅行がずっと置いてきぼり。旅ものはなかなかですね。ほんとは今日からお盆休みだったんだけど、終わらず出社しちゃったんだ。湯布院の本はこの前最後の戻しがあって、ほんとに校了しました。見本が24日にはあがってくるって。楽しみだけど、こわいよー。そして、明日からは3日間、川内に帰省です。

2004-08-08

『恋』小池真理子

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本: 恋直木賞受賞作の『恋』を読みました。すごいおもしろかったし、どっぷりと小池真理子の世界にはまりながら読みました。矢野布美子が猟銃で人を殺してしまう背景には何があったのかが少しずつ解き明かされて行くんだけど、完璧と思えた片瀬信太郎と妻の雛子の世界が壊れようとしたとき、そして、さらに深い秘密をしってしまったとき、布美子は行動を起こしてしまう。そこには愛とは違う、恋という激しい感情があったんだと思う。恋は落ちるものだし、喜びと同時に、苦しみも伴うんだよね。最後の、マルメロの木が・・・のシーンでは、すごくせつなさを感じました。『無伴奏』を読み返したくなったな。小池真理子の作品の中では一番好きなんだ。『欲望』も読まなければ。

2004-08-04

『スコットくん』フジモトマサル

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本: スコットくん『スコットくん』かわいかったー。この表紙もかわいいよね。プロフィールのところに、フジモトマサルさんの写真が。いい感じ。この本もうamazonでは在庫切れになっていて注文できないので、キューブリックにお取り寄せしてもらったんだ。手に入ってよかったー。雑記読みに行ったら、新作情報が。お盆明けに、新刊がでるんだね。『ダンスがすんだ〜猫の恋が終わるとき〜』って、回文の本らしい。『今日はなぞなぞの日』は、そのままなぞなぞの本だ。フジモトマサルさんっておもしろいなー。回文といえば、修猷の浅田先生を思い出す。不思議な先生でした。

amazonからギフト券が発行されたので、『オトナ語の謎。』をそろそろ買おうかな。