2004-06-28

「火垂」

category  time12:00

まだ9時半だし、映画見よーと選んだのが河瀬直美監督の「火垂」。これが大失敗だった。おもしろくなくて、途中でちょっと寝ちゃうし。何しろ長い。映像も映画というよりはドキュメンタリーっぽくて、それで2時間44分ってつらいでしょ。原作を先に読んでたのも失敗だったね。小説を読んだときも思ったんだけど、何で窯を壊すのかがわからんし。最後まで何が言いたいのかよくわからん映画だった。見終わってどっと疲れたよ。「夏の香り」を見終わってすっかりハッピーな気分だったのに。

2004-06-14

「ブラザーフッド」

category  time12:00

ウォンビン

夕方6時半から「ブラザーフッド」の試写会だ。4時半頃湯布院を出て、会社に戻らずに直行。間に合ってよかった。試写会ってお客さんがぎっしりだから早く行かなくちゃと思ってたんだけど、着いたときには既にぎっしり。前の方の席に座ったんだけど、これが失敗だったな。字幕、横かなーと思ってたら、下でした。。。目の前の女の人がけっこう姿勢がよくて、ちょうど字幕の後ろの部分が見えない。しょうがなく、見ながらばりばり想像してました。だいたいわかるから、まあストーリーに影響はなかったけど、かなりのストレス。朝鮮戦争って壮絶。同じ民族同士での戦争って、ほんと悲劇だ。2時間半とけっこう長くて、ほとんどが戦争シーンだったので、見終わった後、ぐったり。チャンドンゴン(兄)もウォンビン(弟)もかっこよかったな。特に、ウォンビン。あの顔、好きだな。途中、泣く泣く。確かに、力作、感動巨編だよ。韓国映画初めてみたけど、韓国語に違和感なくなってたので、見やすかったよ。お兄ちゃんが弟を、そして弟がお兄ちゃんを思う気持ちが伝わってきたな。うん、いい映画でした。カン・ジェギュ監督って、「シュリ」 の監督さんなんだね。見てないんだよねー、シュリ。相当おもしろいらしいから、見なくちゃ。そして、ウォンビンもこれからチェックしようっと。

ブラザーフッド プレミアム・エディション

2004-06-12

「21グラム」

category  time12:00

21g 「21グラム」すごいよかった。かなり見たいと思ってて、期待して見に行ったんだけど、期待以上でした。ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ、この3人の演技に圧倒されたね。最初の方は、時間軸がばらばらで、それぞれのシーンだったり、2人のシーンだったりして、わからない部分も多くて、かなり真剣に見てたんだけど、途中からパーツがどんどん埋め込まれて行く過程がたまらなかった。ナオミ・ワッツが迫真の演技だったね。あの音楽も耳にからみついて離れないし(ホームページにアクセスすると、聴けるよ)。サントラ「21グラム」もかなり欲しいかも。シャルロット・ゲンズブールも出てました。すっかり大人の女性だ。当たり前だけど。監督は、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥだ。デビュー作の「アモーレス・ペロス」も見なくちゃ。それにしてもいい映画だった。こんないい映画に出会うとますます映画が見たくなるね。

21グラム (初回出荷限定価格)