2003-10-15

『海辺のカフカ』村上春樹

category  time12:00

本: 海辺のカフカ〈上〉『海辺のカフカ』をついに読み終わってしまった。上・下巻とあって、おもしろくて、かなり幸せな気分を味わいながら読み進めてたんだけど、下巻の終わりが近づくにつれて、先が読みたいけど、終わってほしくないという思いに。でも、読み終わっちゃったんだな。やっぱり、村上春樹は長編が好きだなー。短編は短編で好きだけど、長編はながーい方がいい。こんなに気持ちいいのって、久しぶりに味わって、うれしくなった。ちょっと前の作品とかで、波長が微妙に合ってない感じがあったんだけど、今回はぴたっと合ったんだ。これからどんな小説が読めるのか、ますます楽しみになったよー。この余韻は、『少年カフカ』で引き続き楽しめるのがうれしい。

今日のコメント

category  time11:00

コンドオ*ミユキ: 村上さんはマラソンを始めて長編を書く力がついたらしいです。走る前と後では文体も変わったんだって。私実はまだ読んでないんですよね。読まねば。 (2003-10-22 13:35)

ぴのこ: マラソンが影響してるんですね。長編書くのは体力いるでしょうね。器の撮影いそぎますね。まだしてないのです。 (2003-10-22 15:13)