2003-10-27

『男』柳美里

category  time12:00

本: 男昨日、鹿児島から帰る電車の中で、『男』を読み終わりました。柳美里初の性小説ってことで話題になってたんだけど、これってあの不倫相手の男の人のことかなーとか、想像しちゃうね。でも、すでに内容をよく覚えていない。。。柳美里の本って読んだ端から忘れていっちゃうんだよね。なんでだろ。辻仁成の本もそうなんだよね。読んでるけど、内容全然覚えてない。唯一覚えてるのが『サヨナライツカ』。何で覚えてるかというと、あまりにもおもしろくなくて、読み終わった後、時間返せーって思ったからなんだな。男の都合のいい話だなーって。それ以来、辻仁成は読んでないんだよね。江國香織との絡みで、『冷静と情熱のあいだ Blu』は読まないといけないんだけどね。

2003-10-15

『海辺のカフカ』村上春樹

category  time12:00

本: 海辺のカフカ〈上〉『海辺のカフカ』をついに読み終わってしまった。上・下巻とあって、おもしろくて、かなり幸せな気分を味わいながら読み進めてたんだけど、下巻の終わりが近づくにつれて、先が読みたいけど、終わってほしくないという思いに。でも、読み終わっちゃったんだな。やっぱり、村上春樹は長編が好きだなー。短編は短編で好きだけど、長編はながーい方がいい。こんなに気持ちいいのって、久しぶりに味わって、うれしくなった。ちょっと前の作品とかで、波長が微妙に合ってない感じがあったんだけど、今回はぴたっと合ったんだ。これからどんな小説が読めるのか、ますます楽しみになったよー。この余韻は、『少年カフカ』で引き続き楽しめるのがうれしい。

2003-10-11

『ていねいな暮らし』柳沢小実

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本: ていねいな暮らし『ていねいな暮らし』をまたまた読んでしまった。手に持って、眺めてるだけで、じわーと幸せな気持ちになるんだよね。ノンブルがひょうたんの中に入ってるデザインもかわいいし、レイアウトもいいね。余白のバランスがよくて読みやすいし、すごく参考になるな。本をいろいろと企画中なんだけど、こんな風な気持ちになる本を作ってみたいよ。この本の紙もいいよね。写真もきれいに出てるし、やわらかい感じがよく出てる。和の雰囲気をもっと大切にしたいなー、と京都で買ってきたお香を焚いたりしてみました。和ってやっぱり心の中にあるんだなと、あらためて思うのだ。

2003-10-04

『ひとりぐらしも5年め』たかぎなおこ

category  time12:00

本: ひとりぐらしも5年めかなりじみーな本だったな。イラスト満載なんだけど、イラスト自体はちょっと弱い気がするな。内容は、めっちゃわかるーって感じではあるんだけどね。一人暮らしって実際はこうなんだよねーと。大学2年間、社会人4年間と、ぴのこも一人暮らししてたからね。でも、もっと楽しい本の方がいいかなと。自分の生活の1歩手前を行ってる感じだと、もっと生活を楽しく、いろんな意味で豊かにしよーとか前向きに考えられるしね。実際そういう本じゃないと買う気にならないし。とりあえず、『150cmライフ。』の方を今度立ち読みしてみようかな。