戦後七十年の短歌を概観する
『七十年の孤独』戦後短歌からの問い
川野里子
四六判、並製、224ページ
定価:本体1,800円+税
ISBN978-4-86385-195-5 C0095
装幀 宮島亜紀
装画 寺澤智恵子
戦後の廃墟から今へ
言葉と文化の焦土から立ち上がった戦後短歌。「日本」とは何か、「私」とは誰か。この問いはまだ受け取られていない。戦後短歌には未来を見出すための鍵がある。言葉は時代の空気に敏感だ。あらゆる短歌は時代と対話している。そのことにあらためて思いを深くする一冊。
2015年9月上旬全国書店にて発売。