書籍

『ひとさらい 笹井宏之第一歌集』 笹井宏之

夭折歌人の第一歌集

加藤治郎選
『ひとさらい 笹井宏之第一歌集』
笹井宏之

A5判変形、並製、112ページ 
定価:本体1,200円+税
ISBN978-4-86385-046-0 C0092
269首収録(2005年3月~2006年4月)
3刷

2009年1月、26歳の若さでこの世を去った佐賀の天才歌人、笹井宏之。やさしさと切ないほどの透明さを兼ね備えた作品は短歌というジャンルを越え、今もなおファンを増やし続けています。第二歌集の刊行に合わせて、オンデマンド出版だった第一歌集も書店販売用に同時刊行しました。現代短歌史に名を残す笹井宏之の全歌業が見渡せる2冊です。

2011年1月下旬全国書店にて発売。

著者プロフィール

笹井宏之(ささい・ひろゆき)略歴
一九八二年八月一日、佐賀県西松浦郡有田町泉山に生まれる。
二〇〇四年、短歌を作りはじめる。
二〇〇五年十月、連作「数えてゆけば会えます」で第四回歌葉新人賞を受賞。
二〇〇七年一月、未来短歌会に入会。加藤治郎に師事。同年度、未来賞受賞。
二〇〇八年一月二十五日、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。
二〇〇九年一月二十四日、自宅にて永眠。
二〇一一年一月二十四日、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO 出版)、第一歌集『ひとさらい』、第二歌集『てんとろり』(ともに書肆侃侃房)、刊行。

ブログ「些細」 http://sasai.blog27.fc2.com/

帯表

水田を歩む クリアファイルから散った真冬の譜面を追って

彗星のように現代短歌を駆け抜けた
笹井宏之の第一歌集。

きみは、絶望なのか?
きみは、希望なのか?

第4回歌葉新人賞受賞作
「数えてゆけば会えます」収録。

もくじ

うすくみたす
すきま抄
くらげ発電
晴れの日の仙人
ひときわながいやすみ
数えてゆけば会えます
あし圧縮
クロール/クローラー
こころをゆるす
きわめて不機嫌な鹿
スモーク・アンブレラ(smoked-umbrella)
鮭フレークが降る交差点
はるる ほら あな
課題水彩
たくさんのいとこ
ステーキナイフ

あとがき 笹井 宏之
宏之との優しい時間 筒井 孝司