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クロロゲン酸

先ずはお知らせです。先日、こちらのブログをご覧になって、sun childさんに茄子チェリージャムをお買い求めにいらして下さった方。本日から店頭に並んでおります。先日はわざわざおいでいただいたのに準備が整いませんで申し訳ございませんでした。

さて、実は昨日今日でとっても勉強になった事が起こりました。

先々日、sun childさんに納品したケーキはゴボウシフォン。azeの看板メニューでもあり、満を持して登場させたのですが、翌日の午後、お客様から問い合わせの電話があったらしい。

「ゴボウの部分が緑色になってますが、カビではないのでしょうか?」

対応した店主は野菜のプロ。それがカビではないと返事は出来ても何故か?が答えられなかったそうで、私にメール。でも、お恥ずかしながら私にも正確な回答が出来ず、外出先から帰宅後調べてみた。するとゴボウにはクロロゲン酸と言う、一種のポリフェノールに似た抗酸化作用成分が多く含まれ、その成分は温度変化やph(アルカリ)に反応し変色する事があるとの事。そしてこのクロロゲン酸はつまりゴボウの灰汁の部分。最近、灰汁抜きをしない傾向にあるのは抗酸化作用が見直されているから。

だそう。

そっか、だからか。実は今までの作り方ではゴボウを暫く水にさらしてたんです。でも、前述の通り、灰汁には栄養素があるし香りも残したかったので今回、灰汁抜きしなかった。あちゃー。

いくら害が無いとは言え、緑に変色したシフォン、食べたくないですよね。

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今朝早起きして焼き直しました。米粉シフォンを。こんな時節だし、カビと間違えられる可能性大。sun childさんやお客様にも大変なご心配をさせてしまった。反省です。

でも、ごぼうシフォンはやはり一押しの一品。改良し再登場させようと思ってます。

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前回大好評だった熟成系のラベンダーのレモンケーキ。冷蔵庫で寝かせればどんどんしっとり濃厚なお味に。今週末はちょっと早いかしら?

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