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惜しむべき手間惜しまぬべき手間

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今日は月1のトンボ玉教室。先月行けなかったので2ヶ月ぶり。

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随分とガラス棒が減ってきた。10月開催予定の体験教室までに補充しないと。

人気のハート型を中心に6個作成。力作を日に1~2個作るのが定番だけど、今日はバラの花1個に集中。ミルフォリオと言うと予め作られた金太郎飴式にカットし入れ込む出来合い模様を使わず、花びら一片ずつ点付けで入れていく。技術も手間も時間も5倍以上は掛かる技法なんだけど、出来上がりの風格が違うんだー。ここは惜しまぬ手間。

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先日仕入れたキャンベル作業にも取り掛かった。だって明日からバイト再開だもんね。下煮第1ラウンド。

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こっちが第2ラウンド。違いがおわかりでしょうか?火を入れる前、下処理の段階でかなり悩んだ点。それは

種を取り除く段階

事前に取るか、下煮後取るか…。これって大した違いには感じられないかと思います。でも作業効率と品質に必ず関わってくる。後にも先にも同じ作業を繰り返すなんて非効率な事はご法度。だけど、かけるべくしてかける手間は作業効率より優先。

どれがベストなのか?

何度も何度も頭の中でシュミレーションすれど、なかなか答えが導き出せない。なら実戦あるのみ。

最初は種も入った粒ごと煮て、次は半分割りして種を予め取り出してから煮てみた。で、出した答えは

後者採用。

実践しながら出来上がりのイメージが両者に於いて掴めてきた。実際、後者は時間的に5倍以上かかったけど、明日の仕上げで8割は取り戻せる。作業効率としては劣るけど、出来上がりの形状はきっとこっちが私好み。

で第3ラウンドは後者の手法で下煮。計3回。頑張りましたな。

さあ、明日、バイト帰ってからの煮上げが楽しみだ 。

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