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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!
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なんだかんだで今年もあと一日になってしまったなー。
昨日は、正月用にサトイモを収穫したよ。
今年最後の畑仕事だ。
satoimo
これだけあれば充分だろう。ムフフフ。

2008年は、ほんと飛躍の年だったな。
なにしろ、いろんな野菜が採れたもんね。
yasai
これは、ある夏の日の収穫物。どれもおいしかったな。

去年までは、「いま何が採れるの?」と聞かれるのが辛かった。
何も採れてないことが多かったからね。
でも今年は、堂々と「ピーマンが鈴なりなんですよー。」とか「ナスが採れてまーす。」とか言えたもんな。感無量だね。

この土地で自然農を始めて丸四年。
野菜がいっぱい採れるようになったのは、土が豊かになってきたからだろうな。
今年は、コンポスト堆肥をいっぱい施したのも良かったのかもしれない。

来年は、タマネギやジャガイモなんかも育てたりして、ますます実りの多い一年になるといいなー。
みなさんも良いお年をー!

畑を始めて3年が経ったけど、なかなか思うようにいかない。
1年目に豊作だったトマトは2年目以降うまく育たなくなってしまったし、コマツナやラディッシュなど栽培が容易なはずの野菜にも苦戦する有様。
これでは自然農の評判を落としてしまう・・・。

ひょっとして畑を始めたときの土壌改良が不十分だったのかな。
うちの土地はまったくの粘土質なので、いくらか堆肥や腐葉土を混ぜ込んだんだけど、足らなかったのかも。

そこでこの度、新しい畝を作ることにした。
une
土を掘り返してみると、やはり粘土粘土している・・・。
tuchi
この畝には、ホームセンターで買った真砂土と腐葉土をたくさん入れた。
この畝で作物が順調に育つようなら他の畝も順次土を入れ替えよう。

ぼくの畑にはいろんな虫がいる。
それは喜ばしいことだけど、蚊もいっぱいいるんだよね。
蚊だけ排除するわけにもいかないから、なんとか防御する方法を考えている。

そこで先日、こんなものを買った。
gaicyukihi
「害虫忌避リング」というもので、レモンユーカリオイルが入っていて、害虫を遠ざける効果があるらしい。
gaicyukihi
ネックレスタイプだ。

さっそく使ってみると・・・、なんとなく寄ってくる虫が減ったような・・・。
ま、判定はしばらく使ってからにしときます。

それよりも、この一件で感じたこと。
ネックレス・・・、悪くないなと。
もともとおしゃれさんではないので、ネックレスなんてしたことないけど。
してみようかな・・・、と。

先日、サヤエンドウの種採りをした。
sayaendo
サヤを振ると、カラカラと種が転がる音がする。
よい種が採れそうだ。
sayaendo

種採りは、重要な作業だ。
この種をまいて、またマメができて、種を採って・・・。
これをくり返していけば、こいつらはすっかりうちのマメになってー。
ほら、気がつけば自給自足ってね。

秋までビンの中に入っててもらいます。
sayaendo

久々に本格的な雨になった。
植物達はきっと喜んでいるだろう。

ところで、4月に植えたトマトとピーマン、それにニガウリの生長が非常に遅い。
自然農では初期段階の生長が緩やかだというが、いくらなんでも遅い・・・。
こりゃ去年の二の舞いだ〜。
ということで、先日、打開策として、生ごみコンポストでつくった堆肥を畑にまいてみた。
taihi
1年以上熟成させていたのでとても良い感じだ。
黒々としているね。
taihi

その後、ピーマンちゃんはすこし元気になったような気がする。
詳しくは後日。写真とってないもんで・・・。

僕の畑は、2年間ですっかり草におおわれた。
これは2年前の写真
bird
畑をバックに渡り鳥を撮影したものだが、まだ土がむき出しだ。

そしてこれは今年の1月の畑の様子。
hatake
草をほどほどに管理してきた結果だ。
冬の草におおわれている。

ようやくここからスタートという感じだ。
草の効用がじわじわ出てくるだろう。たぶん。

お正月に親戚のみなさんとお話をする機会があったけど、
ぼくの草を抜かない自然農、支持されてないようだ。
まあ、無理もないか。なかなか計画どおりにいってないからね。
だけど計画どおりにいかない分、僕の畑にはいろんな偶然や発見が満ちあふれているよ。

ほら、さっそく知らない植物が生えてきている。
?
きれいな葉っぱだ。名のある植物だよ、きっと。

自然農三年目、どうなることやら。

そろそろ今年一年を振り返ろうかなと。

今年はサヤエンドウに始まり、
mame
盛夏のブルーベリー、
blueberry
秋のイチジク、サツマイモ・・・
ichijiku
satsumaimo
それぞれの季節に主役が現れた、
確かな手ごたえを感じた一年だった。
来年は葉もの野菜がうまく育ちますように・・・。

goma

いや〜、今回のイモ料理ナンバーワンではないでしょうか。

イモのゴマ汁です。イモと揚げと大根その他やさしい味の野菜で、薄目の白みそ汁を作り、最後に練り胡麻を入れて混ぜるだけ。どうか、どうか試してみてください!!!お願いです!!!美味いんで!!!

それにしても、オットエンジェルの休日は満たされています。

2年目も、驚きの収穫できないっぷりを誇っているにもかかわらず。自然農という方向性をもった畑というテーマパークで。「人はこんなにも満たされた顔ができるんだ」という面もちで。

「オレがほしいのはとにかく時間だね、それだけだね」と言い切っていたよ、この人は。

うらやましい。エンジェルズの大好物である「長い時間」の中で、おいらがまだ見つけられていないものを、この人はもう見つけているようで。

畑を始めてほぼ二年。
耕さず、肥料、農薬を用いず、草や虫を敵とせず・・・。
自然農の細道は、なかなかに曲がりくねって険しい道だ。
種をまいても思った通りに発芽しないことが多い。
きっとまだ自然な状態の土になっていないからだろう。

でも、少しずつよくなっているのは確かだ。
たとえば芋掘りの時、ミミズを何匹か見つけた。
土がよくなっている証拠だ。
それにこのソラマメ、とても順調だ。
soramame

思えば、ぼくが自然農に出会ったのは、市民センターでの自然農の映画の上映会だった。
この上映会のチラシを見たとき、ハッとした。
いつもは腰の重いぼくが、すぐにチケットを買いに出かけた。
以前から不耕起栽培に興味をもっていたので、これは見ておかなくてはと思ったんだ。

映画の中では、畑や田んぼの雑草や虫たちが美しく輝いていた。

以来、ぼくの生活の中にはいつも自然農がある。
自然農以外の方法で畑をすることなんて考えられない。
野菜の自給率が低くても焦ることはないさ。

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